ABCテレビ制作、テレビ朝日系で放送中の『ポツンと一軒家』(毎週日曜 後7:58)が、放送批評懇談会が選定する「2019年10月度ギャラクシー賞月間賞」を受賞した。

【写真】『有田Pおもてなす』の有田哲平

 同番組は、日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家に着目。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!? 衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく。MC・所ジョージ、パネラー・林修がレギュラー出演している。

 今回、受賞対象となったは、10月13日に放送された「2時間半スペシャル」。昨年10月からレギュラー放送開始1年を迎えた節目に放送され、ゲストに天海祐希、遠藤憲一が出演し、北海道・宮崎県・山口県の“ポツンと一軒家”を捜索した。中でも北海道の“ポツンと一軒家”探しでは、“ダチョウ牧場”“フクロウの調査”などさまざまな情報が調査隊の耳に入り、ついにはキタキツネにも遭遇。たどり着いた先で出会ったのは、最も絶滅の危険性があると言われる希少動物や自然環境の保護に力を注ぐ夫婦だった。

 選評では「中高年を中心にしっかりした視聴率基盤を築いたことがまず評価できる。さらにこのスペシャルでは、希少なシマフクロウの保護というジャーナリスティックではあるがセンシティブな問題を扱う。報道ではなく、人物とその暮らしに焦点を当てる教養バラエティであるからこそ伝えられるもので、価値の高いものとなった」と、コメントしている。

 「しっかりした視聴率基盤」という点では、2018年10月7日から19年9月29日までの1年間の平均視聴率は、関東16.9%、関西17.1%。同期間に20%以上獲得した回数は関東7回、関西8回。月間賞を受賞した当該回は、関東・関西とも16.4%だった(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ)。

 なお10月度月間賞はほかに、『NHKスペシャル』「東京ブラックホールII
破壊と創造の 1964 年」(10月13日放送/NHK)、『NNNドキュメント’19』「なかったことに、したかった。未成年の性被害 (1)」/「なかったことに、できない。性被害 (2) 回復への道は」(10月6日・13日放送/日本テレビ)、『有田Pおもてなす』「P55 ムロツヨシ シソンヌ&ラバガが珠玉のコントを披露!」(10月19日放送/NHK)が選ばれた。