俳優の大和田伸也が18日、都内で開催された『聴くドラマ聖書』アプリの記者発表会に出席。聖書の中の神の声を担当した大和田は、「とにかく膨大な量で(収録に)1年弱かかりました」と明かした。実は、聖書の仕事をしながら、オペラに初出演したり、テレビドラマに出演したり、振り幅の大きな一年を過ごしてきた。精力的に活動する心境を語った。

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 今夏は超実写版『ライオン・キング』の王・ムサファの吹替声優を務め、NHKの番組で髪を逆立ててコントを演じたこともあった。今月は、日曜朝に『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)に俳優・大和田伸也役(本人役)で出演し、その夜に『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(日本テレビ系)にも出演して、“祭り”のように話題となったばかり。それが、一転してきょうは聖書の中の神として「光、あれ!」と、美声を披露した。

 大和田は「聖書の仕事は、ライフワークというか、クリスチャンだった父から命じられた仕事だと思って、崇高な気持ちでやらせてもらいました。ほかは、この歳になったことですし、面白いことをしよう。面白いことを一生懸命やろう、と。それが若返りの秘訣でもある。この一年は本当にバリエーションに富んだ面白い一年になりました。それができたのもこの聖書の仕事がベースとしてあったからもしれません」と、話していた。

 聖書は、世界のベストセラーとして、世界の歴史、文化、思想に影響を与えてきた書物。『聴くドラマ聖書』は、いのちのことば社発行の聖書『新改訳2017』を、俳優・声優150人(総配役数1300超)が迫真の演技で朗読、オーケストラによるオリジナル音源や効果音を加えて、臨場感たっぷりにオーディオドラマ化。きょう18日からスマートフォンで無料ダウンロードを開始した。このような本格的なドラマ仕立ての聖書アプリは日本で初登場となる。

 会見には、大和田(神役)、井上芳雄(イエス役)、つるの剛士(マタイ役)、六平直政(ヤコブ役)が出席。井上・つるのは自身がクリスチャン。井上は「こんなに真剣に聖書を読んだことがなかったといったら失礼なんですが、自分が読むと、こんなことが書いてあったのか、と自分自身にとっても実りのある時間でした。アプリを通して初めて聖書の神様の言葉に出会う人がたくさん生まれることを願っています」。

 つるのも「アントニオという洗礼名を持っているんですが、小さい時から教会に通っていたものですから、聖書を改めて読んだことがなかった。生きる上のヒントが隠れていて、子どもたちにも聞いてもらいたいと思いました」と、聖書の魅力を再発見したという。

六平は秋田で代々続く寺院の家系の出だが、「一度も読んだことがなかったんですが、聖書って物語だったんだ、ととても勉強になりました」と、話していた。

 同アプリの収録には、ほかに加藤雅也(モーセ役)、奥田瑛二(イザヤ役)、鶴見辰吾(ダビデ役)、南沢奈央(マリア役)、川崎麻世(ヨハネ役)などが参加している。