フジテレビ系東京2020オリンピックメインキャスターを務める村上信五が出演するフジテレビ系スポーツ番組『村上信五∞情熱の鼓動』(深夜1:55※関東ローカル)が17日に放送される。東京五輪での活躍が期待されるアスリートたちに密着する同番組で今回は、飛込の寺内健選手と玉井陸斗選手、空手の形・清水希容選手の強さの秘密に迫るなか、村上は飛込のための腹筋のトレーニング、初めて道着に身を包んでの空手のフォームを体験する。

【写真】番組では…水泳飛込の寺内健選手と玉井陸斗選手も登場

 まずは村上が訪ねたのは、水泳飛込の日本チャンピオン、13歳の玉井選手と39歳の寺内選手。寺内選手は、シンクロ板飛込と、3メートル板飛込の2種目で、来年の東京五輪への出場が内定している。寺内選手にとって東京五輪は夏季の日本選手で最多に並ぶ6度目の大舞台。10メートルの高飛込で日本人男子史上最年少のオリンピック出場を目指す、超新星・玉井選手とともに、2人そろってインタビューに答える。年齢差のある2人だが馬淵崇英コーチの元で練習を行っており、13歳の玉井選手を39歳のレジェンド寺内選手が支える姿も…。

 飛込は、空中に舞い入水するまで、わずか1.6~1.7秒と言われている。その一瞬に、技の難易度や動作の美しさを競う華麗な競技。現在スピードをより求められていることから、足首に合計1キロの重りをつけてトレーニングする玉井選手に倣って、村上も同じ重さの重りをつけてみる。その状態での腹筋トレーニングは、立った状態でバーに手をかけて、体を折り曲げて足先を顔まで持ち上げるという方法。寺内選手によれば、足が全く上がらないのが普通だそうだが、村上は数回足が上がり、寺内選手に「すごい」と称賛される。しかし、さすがに玉井選手には完敗…。

 水中での練習だけではない日々のトレーニングにより、身体の柔らかさや筋力の重要性を知った村上は、「この細やかさは、他の競技を見わたしても群を抜いてますね。完璧主義者じゃなかったらできない、何か一個怠ったら空中で不備が出るし。そう考えたら、ミスターパーフェクトの東山(紀之)さんはめっちゃ向いてるかもしれないですね」と語った。

 続いて、村上は『KARATE1プレミアリーグ 東京大会』の会場へ。実際に目にするのは初めての競技である空手のピンと張り詰めた空気や繊細にしてキレのある動き、選手の鋭い眼光にすっかり魅了された村上は「すごかったですよ。こっちが息を飲むというのは、こういうことだっていうぐらい」と興奮。およそ100種類の『形』の中から選んで演武し、技の精度や立ち方、呼吸法などを見る技術点と、スピードや力強さ、バランスなどを見る競技点の2種類を採点方式で判断される。このほど、空手・形で全日本選手権6連覇、世界選手権2連覇の女王・清水選手に話を聞くべく、道着姿の村上は彼女の練習施設を訪れる。

 そして清水選手による「形」の稽古を村上が体験し、みぞおちを突く「中段突き」を教えてもらうことに。気合を入れ「えいっ!」と発すると、清水選手から「すごいきれいです」と褒められるが、「汗すげえ。こんな数回で」と村上の額には汗がにじむ。全身運動に加えて、集中力が必要とされるため、体全体に意識を巡らせて集中しないと、いいフォームに持っていくことは難しいと実感する。

 17歳の時にインターハイでの敗北という最大の挫折を味わった清水選手。しかし、これが今の自分を作ったという。「全部変えようと思って。自分の性格も変えるぐらいの勢いで心理学も勉強して。普段の行動も意識して変えて過ごして、翌年のインターハイで優勝できた」。苦しいと思われるこの時期について、「苦しいですけど、空手を辞めないといけないっていうことを考えたら全然苦じゃなくて」との答えに村上が感心しきり。

 「這(は)い上がることのしんどさはありますが、その成功体験を得たってこと自体が、自分の財産だと思っています。逃げずに今目の前にどれだけ立ち向かえるか、この一歩一歩をどれだけ積み重ねられるかで成功できるってことは、空手をやってなかったら気付けなかったことだと思っています」との答えに、村上は「やっぱり1回上がっている方の言葉の説得力ですよね。すごい経験を、空手からされたんだなと感じさせて頂きました」と感想を語った。