ディズニー映画最新作『アナと雪の女王2』がいよいよ22日に日米同時公開される。日本歴代興行収入第3位、255億円の大ヒット作の続編となる今回のキャッチコピーは「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」。まだまだ謎に包まれた物語の秘密を探るべく、ORICON NEWSでは米・ロサンゼルスにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオにて、監督を務めるジェニファー・リー、クリス・バック、プロデューサーのピーター・デル・ヴェッコにインタビューを敢行した。今回、劇中の気になる点について3人に直撃してみた。

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 舞台は前作から3年後…。アレンデール王国の人々とすっかり打ち解けたエルサは、女王として平和な日々を過ごしていた。だがある日、彼女は自分を呼ぶ“不思議な歌声”に導かれ、妹のアナ、クリストフ、オラフ、スヴェンら仲間とともに自分の持つ力の秘密を解き明かすべく、アレンデール王国を越えて新なる冒険、壮大なミステリーの扉を開ける。

 日本では2014年3月に公開され、街中に劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が流れ、歌う『アナ雪』旋風が巻き起こった。待望の続編公開を前にピーターは「とても興奮しています。第一作と同じでスペシャルなものを作ることができたよ。誰もが一生懸命にすべてを捧げたこの作品を、早くみなさんと分かち合うことを望んでいます」と待ちきれない様子。

 前作でひときわ存在感を放っていたのが、アナを騙して婚約者となり国を乗っ取ることを企てたハンス王子。最初はアナの運命の王子様(!?)のように登場しながらも中盤で裏切り、物語のなかで“悪役”の立ち位置を担った。今作の予告編では暗い海にたった一人で挑んでいくエルサの姿などが映し出されているものの、ハンス王子のような“悪役”がいないように思えるが…。

 ジェニファーはこう話す。「予告に関して何も見逃している部分はないですよ(笑)。ヴィラン、悪役というのはキャラクターとして形に現れるような、わかりやすく悪役ではなく、自分との闘いともいえるのです。エルサの中にあるとても複雑な関係、それに対する葛藤も悪役として捉えることができる。本編を観ていただければ悪役に近い存在に気づくことになるのではないでしょうか」。つまりエルサが今回、立ち向かうべき存在は自分の中にあるということ…。そう尋ねると「おっしゃるとおりです」とうなずいた。

 一方で、今作にも魅力的な新キャラクターが複数登場予定。なかでも注目なのは、アニメーターたちが「できるだけかわいくキュートなものにすること」を目指したという大きな目と愛らしい表情が特徴的な新キャラクター“サラマンダー”。風の精霊・ゲイルや海の守り神・ノックなど、新しい世界観の中で生き生きと動き回る彼らの活躍にも注目してほしい。