NHKで放送中の連続テレビ小説『スカーレット』(月~土 前8:00 総合ほか)で、ヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香)の妹、直子役で11月4日から出演している桜庭ななみ。

【写真】セーラー服の中学生になった桜庭ななみ

 川原家の次女の直子は、3歳の時に空襲で一人取り残された記憶が、トラウマになっている。性格はわがままで自由奔放。家の手伝いは大嫌い。喜美子と自分を比べ、どうも損をしているような気がしている。早々に信楽を飛び出してしまうが、反抗心と裏腹に甘える気持ちもあり、喜美子にトラブルを持ち込んでくる。

――『スカーレット』に出演することが決まったときのお気持ちは?

【桜庭】“朝ドラ”のタイトルが『スカーレット』とニュースで知った時、とても魅力的なタイトルだと思いました。これからどういうストーリーが広がっていくのだろうとすごく気になっていたので、出演が決まった時はとてもうれしかったです。

――ご自身の役柄についての印象や、役のここに注目してほしいという点などは?

【桜庭】台本を初めて読んだ時に、とにかくお父ちゃん(川原常治)の印象がすごかったんです。「なんでこんなにワガママなの? お金の使い方も荒いし、お酒も飲むし。でもどこか愛きょうがあってかわいらしい部分もある…」と、そしてその時、「あれ、これって直子にどこか似てない!?」と思いました。自由奔放だけど、かわいらしい部分が直子にもあって、お父さんのDNAを100%受け継いでいる、似た者同士だからこそ、お父ちゃんと直子は、ぶつかってしまうんだと思います。

 実際に、私にも姉と弟がいるので、直子と共通しているところはあ ります。やっぱりお姉ちゃんに頼ることもたくさんあるし、妹だからお姉ちゃんに譲ってもらうこともたくさんあるし、だからこそワガママでいられる部分もあると思うんですね。直子も「お姉ちゃんなんて嫌い」と言いながら、すごく好きなのだと思うので、そういったところも、ちょっとした表情でみせられたらいいなと思っています。

――収録に参加されてみて、現場の印象は?

【桜庭】戸田恵梨香さんは、喜美子にすごく似ていらっしゃると思います。喜美子はどんなことでも笑いに変えて楽しくすることができて、戸田さんも、どんなシーンも明るく変えられる方で、家族の雰囲気も明るくしてくださいますし、そばで見ていて私も楽しい気持ちになります。戸田さんは、ワンシーンワンシーンすべて
に神経を走らせて、せりふの一言ひと言の意味をしっかり考えていて演じられていて、私もとても参考になります。戸田さんからアドバイスをいただくことも多く、自分にないものをすごく引き出してくださるので、とても勉強になっています。

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

【桜庭】ちょっとしたことでも笑いに変える川原家を毎朝見ていただいて、一日頑張ろう!と思ったり、楽しんでもらえればうれしいです。直子は、つっぱっているけれど、実は寂しがりやで甘えん坊というところも観てもらえたらなと思います。