昨年、社会現象を巻き起こした土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の続編、『おっさんずラブ-in the sky-』(毎週土曜 後11:15)が好スタートを切った。11月2日放送の初回視聴率は、「土曜ナイトドラマ」枠最高となる平均5.8%を記録(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。『コンフィデンス』誌によるドラマ満足度調査「オリコン ドラマバリュー」でも100Pt満点中82Ptをマークし、前作の初回92Ptには及ばないものの、それに迫る高ポイントを獲得した。

【写真】CAを演じる田中圭ほか、役衣装姿のキャストたち

 昨年4月クールに放送された『おっさんずラブ』は、天空不動産の営業所で働く“モテないポンコツサラリーマン”の春田創一(田中圭)が、営業部長の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、高学歴の後輩社員・牧凌太(林遣都)から愛の告白を受けることからスタートする、男性同士の恋愛模様を描いたラブコメディ。人が人を愛することを真摯に描き、“世界に見せたい日本のドラマ”を選出・表彰する『東京ドラマアウォード2018』でグランプリを獲得したほか、『2018 ユーキャン新語・流行語大賞』では「おっさんずラブ」がトップ10の中に選ばれた。人気を受け、今夏には『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』と題して映画が公開。興行収入25億円超えのヒットを記録した。

 そんな人気続きのなかでスタートした続編『おっさんずラブ-in the sky-』は、主人公・春田創一(田中)と黒澤武蔵(吉田)の名前、“男性同士が恋愛をする”というフォーマットを使いながらも、前作とは全くの別物語。田中演じる春田創一が、航空会社「天空ピーチエアライン」で新人CA(キャビンアテンダント)として奮闘していくと共に、機長の黒澤武蔵(吉田)、副操縦士の成瀬竜(千葉雄大)、整備士の四宮要(戸次重幸)らと、ピュア過ぎる恋愛を繰り広げていく。

 この大きなシフトチェンジには、放送前SNS等で賛否両論が巻き起こった。人気作の続編ゆえに、もしかしたら逆風のほうが強かったかもしれないが、いざ放送がスタートすると“変わらずも新しい”春田、黒澤のキャラクターや、不意打ちのキスなどのドキドキの展開が大きな反響を呼んだ。

 視聴者からは、「ハチャメチャな物語だが、俳優さんの演技も良いし前回よりもグレートアップしていると感じる」(40代女性/埼玉)、「キャストが変わってどうかと思ったけど面白い!」(30代男性/埼玉)、「最初はどうなるかと思ったけど、全くの別物と思えば楽しく観られた」(20代女性/千葉)、「設定を変えてしまったのは残念だったが、続編は続編で楽しめそう」(50代男性/神奈川)とのコメントが寄せられている。

 前作は放送のたびに満足度を高めていったが、続編は果たしてどうなっていくか。2話目以降のストーリーとともに、満足度の推移にも注目したい。

●オリコン ドラマバリューとは
オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。