連続テレビ小説『あさが来た』以降、国民的女優の一人として活躍する波瑠が、NHKと台湾のテレビ局PTS(公共電視台)の共同制作ドラマ『路(ルウ)~台湾エクスプレス~』で主演を務めることが8日、発表された。波瑠は、台湾新幹線の完成を目指して働きながらも、思い出の台湾人男性を探し続ける主人公を演じる。2020年5月、総合テレビで放送予定(全3回 ※土曜ドラマ枠で放送)。

【写真】相手役の炎亞綸(アーロン)

 台湾新幹線プロジェクトの軌跡を縦糸に、日本人と台湾人のあたたかな心の絆を描いた吉田修一氏の小説『路(ルウ)』(文春文庫)を実写化。かつて“麗しの島”と呼ばれた美しい台湾の景色や活気ある街角を背景に、日本と台湾の人々の「国境」と「時間」を越えた、あたたかな心の交流を描く。

 物語の舞台は、1999年。仕事納めの日、東京の商社・大井物産社内が大歓声に湧いた。台湾高速鉄道の車両システムの優先交渉権を日本の新幹線が大逆転で獲得したのだ。そして、入社4年目の商社社員・多田春香(波瑠)の台湾への出向が決まった。

 春香には大学時代、初めて台湾を訪れた夏の切ない思い出があった。エリックという名の台湾人青年と偶然出会い、たった一日だけ台北を案内してもらったが、その後連絡が取れなくなってしまったのだ。何とかエリックを探し出そうとしたが叶わなかった春香は、彼への思いを封印する。あれから6年。二度と台湾へ行かないと心に決めていた春香だったが、台湾新幹線建設チームの一員として、再びその地を踏むことになる。

 相手役の台湾人青年・エリックを演じるのは、アイドルグループ・飛輪海(フェイルンハイ)のメンバーとして人気を博した後、俳優として活躍中の炎亞綸(アーロン)。

 ほかに、井浦新、寺脇康文、高橋長英、邵雨薇(シャオ・ユーウェイ)、楊烈(ヤン・リエ)、林美秀(リン・メイシュウ)などの出演が決まっている。