東京・六本木に、月売上が約1億円にものぼる景気の良い場所が存在する。その名も『バーレスク東京』。店内には大型LEDが四方八方に設置され、中央には回転するステージ、そこで人気曲とともにセクシーな美女ダンサーたちが華々しいパフォーマンスを繰り広げる “新感覚エンターテイメント空間”だ。 2013年のオープン以来話題を集め、そのステージを一目見ようと女性や海外からの客も連日多く訪れる。ステージで輝くダンサーたちに、どのような経緯で勤めることになったのかを聞いた。

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■有名アーティストのバックダンサーから転身

 もともと「テーマパークダンサー」になりたいという夢を持っていたKaedeは、紆余曲折あり桑田佳祐やGLAYなどビッグネームアーティストのバックダンサーとして活躍。それと並行して、「とあるお店がオープンするので立ち上げを手伝って欲しい」と言われ入ったお店が「バーレスク東京」だ。

 セクシーな衣装が特徴的だが、親からもとくに咎められることなく、すでに5年以上が経つ。そんな彼女だが、「バラエティ番組でも何でも出るので、とりあえず有名になりたい」と大きな野望を語ってくれた。

■システムエンジニアから意を決し転職

 入店するまでダンス経験が全くなかったというMichiru。というのも、以前は某大手IT企業でエンジニアの職に就いていたという異色の経歴。趣味でバーレスク東京に遊びに行く中で、Kazukiという“推しダンサー”の姿に憧れ、意を決し入店したそうだ。

 また、「リリース(新作お披露目)の日に合わせて、課題を一つ一つクリアしていくのは同じこと」と、エンジニアとバーレスクダンサーの共通点を挙げてくれたMichiru。今後はこの仕事を楽しみ、もっとステージ上で輝ける存在になりたいという夢を明かす。

■優秀な営業ウーマンから一転して夜の世界へ

 Karinもまた、入店する前は会社員として営業職の仕事に就いていた。コーヒーサーバーやウォーターサーバーなどを飛び込みでセールスし、社内でも優秀な成績を収めていた将来有望な人材だった。だが働く中で、趣味としていたクラシックバレエの舞台で味わった「ステージに立つことの快感」への渇望から、「今やりたいこと、今しかやれないことをやらなきゃ」と思い立ち面接を受けたそうだ。

 今では、会社員時代隠していた“コスプレ愛”をお店で存分に発揮し、アニメの音楽に合わせ踊るなど、充実した日々を送っている。

(写真・山口真由子)