歌舞伎俳優の中村勘九郎が、NHK総合で4日に放送される『ミラクルトラベル 熱狂の1964年へ』(後7:30~8:42)でバラエティー番組のMCに初挑戦する。収録後、その感想や番組の見どころを語った。

【写真】桜井日奈子、佐藤勝利がゲスト出演

 番組では、およそ2年をかけて集められた2000枚以上の写真から、東京で最初のオリンピックが開かれた1964年当時の「街」を再現。最新技術を用いて、64年の銀座に出演者たちを誘い、時代の熱気を直に体感してもらう。

 勘九郎は「現在出演している大河ドラマ『いだてん』が、1964 年の東京オリンピックをテーマにしている作品ということもあり、当時のことは多々調べたりもしていましたが、今回は当時の写真の中に入ることができて、すごく楽しかったです。1964 年に向けて東京の街並みはずいぶん変わったと思うのですが、それからも変わり続けていますよね。普段慣れ親しんだ銀座4丁目の風景も1964年の写真を見てみると『ああこれは残っている!こっちは全然違うな』と感じました」と、コメント。

 さらに、日本を勇気づけるように、あの時代を駆け抜けた伝説のスーパースターたちの生きざまにも迫るコーナーも。戦後最大のスーパースター、長嶋茂雄。モータースポーツ界のレジェンド、本田宗一郎。性別を超え、美を極めたカリスマ、美輪明宏。そして誰からも愛された天才役者、中村勘三郎。彼らの破天荒な人生哲学に触れる。

 「長嶋茂雄さん、本田宗一郎さん、美輪明宏さん、そして父・中村勘三郎、当時を生きた人々の生きざまを改めて見たことで、本当に勉強になりましたね。人間として、役者として持ち続けなければならない核となる精神に触れた気がします」と噛み締めていた。

 視聴者に向けては「1964 年当時を知っている方は懐かしい思いとともに、逆に私や私より年下の世代は『なんてカッコいい時代なんだ!』と誇らしくなるような番組です。流行はめぐっていくものだから、“古いものって新しい”じゃないですか。だから番組で取り上げられた当時のファッションも、現代にも通じるものだなぁと感じました。そんな細かいところまで注目してみてみると、より楽しんでいただけるのではないかと思います」と、呼びかけていた。

 さて、バラエティー番組初MCを務めた感想は「(ともに司会を務めるた爆笑問題の)田中裕二さんと天の声さん(スピードワゴン・小沢一敬)が助けてくださったので、まるでゲストのような気持ちで楽しむことができました」とニッコリしていた。

 その他の出演者は、60年代の熱気に触れた先輩ゲストに、上島竜兵、鈴木正文、長島三奈、YOU。後輩ゲストに、桜井日奈子、佐藤勝利。桜井は、現代と違う64年の街並みに興奮。佐藤は、敬愛する本田宗一郎が生み出した伝説の車の登場に目を輝かせていた。