NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)は、きょう3日放送の第41回より、東京オリンピック開催が決まってから昭和39年(1964年)10月10日に開会式を迎えるまでのさまざまな“オリンピック噺”を描いていく。

【写真】浅野忠信がラスボス・川島正次郎役で登場

 10月27日放送の第40回で、昭和20年(1945年)、戦争で焼け野原になった東京が、オリンピック開催都市に立候補するまでの主人公・田畑政治(阿部サダヲ)の奮闘が「オリンピック噺」として駆け足で描かれた。

 昭和34年(1959年)、ドイツ・ミュンヘンで開かれたIOC(国際オリンピック委員会)総会で平沢和重(星野 源)の名スピーチにより東京開催が決定。第41回では、田畑を事務総長に組織委員会が発足。顧問として大物政治家の川島正次郎(浅野忠信)が参加することに。川島は東龍太郎(松重豊)が当選した都知事選で田畑と対立した因縁があった。

 そして、メダルを獲れる競技を正式種目に取り入れようと考えた田畑は、河西昌枝(安藤サクラ)キャプテンが率いる大阪の女子バレーボールチームに注目する。

 2020年東京オリンピックでも、数日前、国際オリンピック委員会(IOC)の鶴の一声で、マラソンと競歩の競技会場が東京から札幌に移され、振り返れば、新国立競技場のデザイン変更に、公式エンブレムにかけられた盗作疑惑など、ゴタゴタ続き。1964年の東京オリンピックでも開会式を迎えるまでに、さまざまな欲望渦巻く出来事があったことが、『いだてん』で描かれていく。

 また、第41回から登場予定だった徳井義実(チュートリアル)が設立した会社が、東京国税局から申告漏れを指摘された問題を受け、同局では「10月1日に全編の収録が終了し、撮り直しができない状況にあるため」、“再編集”で対応することに。

 徳井は、1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得し、東洋の魔女と呼ばれた日本女子バレーボールチームを率いた大松博文監督役でキャスティングされていた。

 「その活躍ぶりは同ドラマで欠かすことのできない物語のひとつだった」ため、第41回は徳井のシーンを中心に再編集した結果、通常43分の放送時間が42分となることに。番組公式サイトでは「再編集にあたっては、視聴者のみなさまに満足していただけるよう、ドラマ全体の流れを損なわないことにもできる限りの配慮をいたしました」「ご理解を賜りますようお願いいたします」と呼びかけている。