TVアニメ『頭文字D』『ポケットモンスター』『進撃の巨人』などの音響監督を務めている三間雅文氏がチーム監督兼ドライバーとして、声優界初の本格的レーシングチーム『VART(Voice Actors Racing Team)』を発足させたことが2日、都内で行われた会見にて発表された。チームの主将は三木眞一郎、副主将に浪川大輔さらに石川界人、畠中祐も加わった5人を主要メンバーに結成。来年6月にツインリンクもてぎで開催される7時間の耐久レース“JOY耐”への出場を目指す。

【写真】チーム監督兼ドライバーの三間雅文氏

 同チームの企画はレースへの参加だけでなく、イベント、観戦ツアー、グッズ、映像配信、ファンクラブの立ち上げなどさまざまな取り組みを展開していく。三間氏、三木、浪川の3人は過去10年間、カート耐久イベントの参加経験があるものが、石川は同大会に必要な国内Aライセンスが未取得。畠中は運転免許をまだ取得していないため、若手2人はそれぞれ取得までに至る過程についても配信サービスで迫っていく。

 三間氏は「見守りや応援、ドライバーが足りないときにお邪魔するという形で参加させていただきます。車離れも言われる時代に、もっと興味を持ってもらえたら」と意欲を見せる。

 三木は「僕たちはレースをやりつつ、車の面白さを伝えたい。声優を31年やり、その間にも車の作品に携わり、雑誌などでコラムも書かせていただき、車に育ててもらった部分もある。今までお世話になった車に恩返しできたらいいなと思っています」と車の魅力の発信に力を入れる。

 石川は「僕は車が好きとはいえ、ド素人。素人でもライセンスをとって、タイムに悔しがって努力していく本気さを見せられればいいなと思います。車ってすごく楽しい、かっこいい、奥深いものなんだと同世代の人たちにも伝えていきたいです」と話した。畠中は「ゼロからなので、難しいとは思いますが基礎を固めて全力で頑張っていきます」と誓った。

 チームは今月から都内近郊のサーキットで練習を開始。ライセンスなしで参加できる来年1月に開催する「富士7時間耐久レース」に出場。その後、ツインリンクもてぎでの公式練習を経て、6月の本戦出場を目指す。来年春以降には、ANIMAXで練習の様子などを12話にわたり放送を予定。また、三間氏が声をかけている飛び入りゲストの参加も進んでいることが発表された。

 浪川はスケジュールの都合により、会見を欠席した。