すい臓がんのため今月24日に88歳で亡くなった女優・八千草薫さんの訃報を受け、女優の浜木綿子(83)が28日、東宝演劇部を通じてコメントを発表。「また一人、また一人と上級生がいらっしゃらなくなって寂しいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。

【写真】やすらぎの郷では“姫”として親しまれた八千草薫さん

 八千草さんは、1931年1月6日生まれ、大阪府出身。47年に宝塚歌劇団入団し、娘役として活躍。57年に退団。以降、話題の映画、ドラマに多数出演。77年に『テレビ大賞主演女優賞』(「岸辺のアルバム」)。

 97年には『紫綬褒章』を受章、2004年『第27回日本アカデミー賞』で優秀助演女優賞と数々の受賞歴を持つ実力派女優。清楚な女性を演じ、戦後の復興期から舞台や映画、ドラマで活躍した。

■浜木綿子コメントは以下のとおり

驚きました。
私が宝塚歌劇団に入団したときにはもういらっしゃらず、
退団してから、『放浪記』の初演など、東宝の舞台でご一緒いたしました。
本当に美しい方で芯には強いものをお持ちでした。
あのお年まで美しさを保っていらっしゃいましたし、
まだまだおやりになりたかったと思います。
最後にお会いしたのはある方のお葬式でした。
最近、山登りしていらっしゃいますか?とお尋ねしますと、
年ですからやめましたと仰いました。
養生していらっしゃったと思いますが、本当に残念です。
また一人、また一人と上級生がいらっしゃらなくなって寂しいです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

浜木綿子