NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。27日放送の第40回からはいよいよ「1964年東京オリンピック篇」。時代は一気に進み、1959年(昭和34年)、東京オリンピックの招致活動が大詰めを迎えていた田畑(阿部サダヲ)が、東京都庁にNHK解説委員の平沢和重(星野源)を招き、きたるIOC総会での最終スピーチを引き受けるよう頼みこむエピソードが描かれる。

【写真】第40回に古橋廣之進役の北島康介が登場

 それは、第1回で描かれたミュンヘンIOC総会で平沢が最終スピーチし、1964年オリンピックの開催地が東京に決まるところへつながっていく。平沢といえば、第37回(9月27日)では、エジプトでのIOC総会に参加した嘉納治五郎(役所広司)が帰国する船に乗り合わせ、その船上で嘉納の最期を看取った。

 第40回以降の見どころについて星野は「第40回以降の1964年東京オリンピック篇では、僕は要所要所に出てきて田畑に頼られて、助言するという役です。平沢さんがやられたことって歴史の中ではすごいことなんですけれど、ドラマの中ではあっさり消化されているので、お助けキャラみたいな感じです。

 第40回では田畑さんに招致のスピーチを頼まれて口説かれるシーンがあるんですけれど、ほぼ暗い部屋の中でずっとおじさんたちでしゃべっている撮影だったんです。撮影している時の雰囲気がすごく演劇的で、共演者の方々も演劇の人たちばかり。やりながらどんどん変わっていって面白かったので、そこはぜひ見ていただきたいたいです」と、コメントを寄せた。

 最終スピーチを断る平沢に対し田畑は、全てを失った敗戦以来、悲願の招致のために全力を尽くしてきた自分の「オリンピック噺」を語って聞かせる。それは、戦後の食糧不足の中、浜松で天才・古橋廣之進(北島康介)を見出すところから始まるのだった。