NHKで放送中の連続テレビ小説『スカーレット』(月~土 前8:00 総合ほか)。ヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香)が大阪の下宿屋で働きはじめて2年半が経ち、住人・田中雄太郎(木本武宏)が下宿代を滞納し、喜美子に赤字を補てんさせていることが判明(第23回)。第24回で、ようやく歌える喫茶「さえずり」で働くことになったが…。

【写真】歌える喫茶「さえずり」で歌う場面も

 演じる木本は、『ごちそうさん』(2013年後期)以来の出演。「雄太郎は、公務員を辞めて映画俳優の夢を追いかける男です。実際の自分にも重なる部分があります。弁護士を目指して猛勉強していた時期があるんですが、法学部不合格で挫折しました。でもそのおかげで、もうひとつの 夢だったお笑いの道に進む覚悟ができました」と、共感を語る。

 下宿代がたまっていることを除けば、すっとぼけた物言いで、喜美子を癒やしてくれる存在でもある。「現場ではやりすぎに注意しています。ふだんはコントをしているので、カツラをかぶるとついコントをしてしまいそうになるんですが、雄太郎は独自の路線で生きている変った人という設定で、コントとは違う。そこがお芝居の難しさで勉強になります」。

 『スカーレット』に出演することが決まった時は「内田ゆきチーフプロデューサーにお会いしたとき『歌やギターは得意ですか?』と聞かれ、まったく得意じゃないのに、出演したいあまりに思わず『はい!』と 答えたんです 。念願かなって出演が決まりよかったです」。

 すでに「さえずり」で歌は披露している。今後の見どころについては「喜美ちゃんは、強くて、たくましくて、ひたむきで、まっすぐで、とポジティブなことばの集合体のような人。また『昔の日本の女性ってこんなんやったな』と懐かしさも感じてもらえると思います。そして雄太郎という人間は、映画俳優として売れっ子になれるのか、なれないまま終わって行くのか、僕自身もわかっていないですけれど、ぜひ乞うご期待ください(笑)」と、話している。