お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(56)が、ABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』(毎週金曜 後11:17 ※関西地区)の3代目局長に就任することになり25日、大阪市福島区の同局から発表された。

【写真】2ショットで会見に臨む松本人志&西田敏行

 先週18日の放送で2代目局長の俳優・西田敏行(71)が来月22日の放送分で降板するとことを発表していた。この日、西田ラスト出演となる11月22日放送の収録が行われ、2代目秘書を務めた岡部まり(59)、最高顧問席に作曲家のキダタロー氏(88)が座り、西田が初めて局長を務めた際の3ショットが再現された。

 ラストのVTRでは、通天閣からファンが「西田局長ありがとう~」「辞めるなんて寂しい~」と叫ぶシーンが映され、西田の目に涙。「本日をもって局長の職を辞します。大阪のエスプリあふれるこの番組の大ファンでした。このテイストを大事にしたいと局長になりましたが、あるときふと泣いちゃって、感動巨編的な内容が増えていきましたが。熱くてアホで、まっすぐな思いにたくさん笑い、泣きました。本当に幸せな時間でした。ありがとうございました」と視聴者に感謝の言葉を贈った。

 そして「新局長はこの人しかいません」という西田の言葉で松本が登場すると、探偵たちも知らされていなかったとあってスタジオは騒然とした雰囲気に包まれた。

 松本は「(西田)局長辞めないで感満載やん。大好きな番組なんで二つ返事で受けさせてもらったけど、後悔しかないわ」と苦笑い。2016年には“依頼者”として出演したほど、番組のファンだという松本は「僕が出ることで好きな番組のカラーが変わってしまうのが心配やけど、僕一人で変わるようなヤワな番組ではないですね。最初はファンの一人として観させてもらう感じで」と謙虚なコメント。

 収録後に2人そろって囲み取材に応じ、西田は「ラグビーでいえばノーサイドの気分」と充実感をにじませ、「税金関係についてはお答えできません」と、お笑いコンビ・チュートリアル、徳井義実(44)の申告漏れへのコメントを“けん制”する一幕も。

 降板理由については「去年の秋ぐらいから(卒業を)考えていた。上岡(龍太郎)さんの乾いた笑いが大好きで、深い時間に一杯やりながら観るのが楽しみだった。自分が局長になってみると、乾いた笑いより濡れた感性になっていった。バスター・キートンからチャップリンの笑いになったようで、そろそろいいかな、と思うようになった」と明かし、自身が好きだった番組のテイストを“軌道修正”する時期だとの思いを吐露。「もうすぐ72歳なので体力的なしんどさもあった」とも語った。

 松本は、「これだけ出来上がった番組に入っていくのは実は初めて。どうなるかやってみないとわからい」といい「僕の中では西田さんの次の局長は(島田)紳助さんかなぁと思っていたが、戻ってきそうにないので。レギュラーも1本減ったことですし」と笑わせ、「(相方の)浜ちゃんは悔しがっているのでは?」との質問に「あいつは大阪愛が全くないからね」と返した。

 西田は「松本さんは、上岡さんの乾いた笑いと、僕の濡れた感性をフィフティ・フィフティに出来る、最高の人だと思う」とエール。最後は両者がっちり握手でねぎらい合った。