TOKYO MXの『バラいろダンディ』(毎週月曜~金曜 午後9時~9時54分)の10月10日放送回から、隔週木曜のレギュラーコメンテーターとして小山慶一郎(NEWS)が仲間入りした。歌手、キャスターなど幅広く活躍してきた小山が、なぜ強烈な個性を持ったコメンテーター陣のなかに飛び込もうと思ったのだろうか? 第1回の放送直後、小山に話を聞いた。

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◆出会わない、属さないと思っていた番組からオファー

「何でも聞いてください。あの(放送の)後、何にも怖くないです(笑)」
 取材部屋に入るなり、開口一番そういうと精悍な顔つきから笑みがこぼれた。生放送、しかも強力なコメンテーター陣との予測不可能なやり取りを1時間にわたって繰り広げた後の“怖いものなし”は説得力がある。

 そもそもレギュラーになる前、小山は、この『バラいろダンディ』をどう見ていたのだろうか?
「自分とは出合わない番組だなと思っていましたし、そこに属すということのイメージがつかないくらい、自分のフィールドではないものだと思っていました。ただ、1回番宣で、木曜に出していただいた際、すごく居心地が良くて、『バラダン、また出たいわー、また木曜日がいいな』ってマネージャーと話していたんです。だから、オファーをいただいた時は『マジか』って言いました」

 木曜がいいと思った理由には、共演者である梅沢富美男の存在が大きいという。
「梅沢さんのあの爆発力は本当にすごい。今日も梅沢さんのコメントでスタジオがハネているのが、目に見えてわかった。今、コンプライアンスが厳しくなっているけど、それがないかのように、ギリギリを攻めている。『それ言って大丈夫なの?』が面白い。あのポジションを目指すというわけではないんだけど、梅沢さんのような心持ちでコメントしていかないといけないと思っています」

◆これを1年間やったら… ネクストステージに行ける

 木曜レギュラーコメンテーター陣は、梅沢のほか、女装家のナジャ・グランディーバ、ダイアナ・エクストラバガンザという強烈な個性の持ち主。番組における自らの役割を小山はどう考えているのだろうか?
「きっと『きれいなことを言うだろう』とか、『コメントがちゃんとしているんじゃないか』と思われているなかで、いかに崩していくかのバランスだと思うんですよね。でも僕が崩しすぎると多分くどくなる。そもそも崩している人が多いから(笑)。だからきれいなことも言わないといけない。結構難しいですよね。

 そもそも、今までMCやキャスターなど自分が回す立場だったので、何かを受けて話すことにあまり慣れていない。とはいえ、何か話題を振られてそれに瞬時に対応してコメントしていかないといけない。しっかり主観を自分のフィルターに通して、言葉への責任を持って、覚悟を持って電波に乗せていけるかが大事になってくると思います。でも、いざ同じ土俵に立ってみたら、相当なメンタルの強さがないときついなって思いました。外から見ていたのとは全然違う。全員横綱だから。逆にこれを1年やったら、ネクストステージに行けるくらい、強くなるんじゃないかなと自分の成長に期待しています」

◆MXでやってみたいことは全女装家と僕だけの番組

 まだ始まったばかりだが、小山のなかにはやりたい企画があるという。
「MXで小山と他の共演者は全員女装家だけのコーナーか番組をやりたいんですよ。マツコさんと村上くんが1対1なら、小山は大人数の女装家の面々みたいな。MX感のある女装家の皆さんの人生観を学んでみたいです。どこで遊んでどこで飲んでとか。女装もしてみたいです(笑)」

 インタビューの最後、今後の意気込みを聞いてみた。
「この番組で(はじけすぎて)、他の番組に出られなくなったら大したもんですよね(笑)。でもMXで鍛えられているなと他の局で言われることがあるんだったら、それはすごくうれしいことです。僕は芸能界において、MXさんがネクストチャンスをくれたと思っているので、今できることをささげたい。MX色に染まっていく自分というのは、すごくやりがいがあります。他の番組に出たときに、『バラダン』よりリラックスして臨めるなと思えたら、自分のベースがここにあると思えますよね。そうなるように頑張ります」


小山慶一郎(こやま・けいいちろう)
1984年、神奈川県出身。明治大学卒。2003年9月、ジャニーズのアイドルグループ・NEWSを結成。TOKYO MXでは7月から3回にわたり放送された冠番組『小山慶一郎の健者のBORDER30~専門医が導く健康への分かれ道~』のメインMCを務めた。