女優でタレントの笹木香利(28)が24日、都内でサッカーの世界的名将のアーセン・ヴェンゲル氏(70)が基調講演会を行うにあたり、開催したメディア向けの取材会に“記者”として参加した。

【全身ショット】スーツ姿がビシッと決まったアーセン・ヴェンゲル

 ヴェンゲル氏は1981年にフランスのRCストラスブールのユースで監督業をスタートさせると、95年に来日し、Jリーグの名古屋グランパスエイトで指揮を執って天皇杯を獲得。96年に渡英し、名門・アーセナルの監督に着いた。22年という長期間にわたり、ガナーズ(アーセナルの愛称)を率いると3度のプレミアリーグ、7度のFAカップと多くの栄冠に輝いた。18年に惜しまれつつも、退任した。

 笹木はアーセナルの本拠地のエミレーツ・スタジアムまでの「観戦ツアー」を開催するほどの熱狂的なグーナー(アーセナルファンの通称)で、ラジオやテレビでも熱い思いを語っている。質問者としてマイクを握った笹木は「まずは70歳のお誕生日、おめでとうございます」と22日のヴェンゲル氏の誕生日を祝福。ヴェンゲル氏から「サンキュー、ベリーマッチ」と返されると、なぜか笹木が「ありがとうございます」と感謝するほど感激していた。

 監督時代に選手のメンタル管理をどうしていたか、さらに「現在、メンタルに問題を抱えた選手に掛ける言葉は」と笹木が質問すると、ヴェンゲル氏は「ストレスに強いですか?」と逆質問。笹木が指で“少し”のリアクションをすると、ヴェンゲル氏は日本語で「まぁまぁ?」と話し、会場には笑いが。「ストレスにどれだけ強く耐えられるかは、個々の力量。ただ、ピッチ外のプレッシャーにさらされていると、サッカーのプレッシャーに勝つための容量が減ってきてしまう」と話した。

 近年はモチベーションを高く保つ一方で、緊張感はない方がいいことを説いた上で「頭でこうしようと思ったことを、身体に真っすぐ伝わるということが、トップレベルのアスリートの能力。やろうと思ったことができるインテリジェンスが必要だと思います」と力強く語った。しかし、少し残念そうな顔をすると「残念ながら、私の体は私の頭の指令の言うことを聞いてくれません」とジョークめかして、笑わせた。