歌手の山内惠介(36)が23日、東京国際フォーラム ホールAで『山内惠介 全国縦断コンサートツアー2019 スペシャル』を開催。全26曲を歌い上げ、会場に集まった5000人のファンを魅了した。

【写真】演歌界の貴公子! 王子風衣装で熱唱する山内惠介

 この日は、山内がデビュー時からの念願だったという47都道府県ツアー『山内惠介 全国縦断コンサートツアー2019~Japan 季節に抱かれて 歌めぐり~』の演目を一部変更し、バックバンドを通常の7人から25人に増やした特別編成で臨むもの。5都市6公演が開催され、約1万6000人を動員したスペシャルバージョンのファイナル公演となる。

 山内は「今回は、ミュージシャンが25人という今までで一番多いバンド編成で、そんなぜいたくなサウンドの中で歌を聴いていただけるので、僕自身も歌手として幸せを感じています」と喜びを語る一方、台風19号などの自然災害の猛威にもふれ、被災者に対し「僕は歌い手ですから歌で元気と勇気を送ることができるよう頑張って歌いたいと思います」とあいさつした。

 前半は、デビュー曲「霧情」をはじめ、昨年の紅白歌合戦で歌った「さらせ冬の嵐」などのオリジナル曲を披露。また「今年は美空ひばりさんが亡くなられてから30年という節目の年でして、僕も幼いころからひばりさんの歌を聴いて育ちましたので、この公演ではひばりさんの名曲をお届けするコーナーもあるスペシャルな内容です」と予告していたとおり、「昭和名曲列伝」と題したコーナーで山内が幼少のころから聴き、演歌歌手にあこがれるきっかけとなったひばりさん作品から「みだれ髪」「りんご追分」「津軽のふるさと」を歌った。

 後半もオリジナル歌謡浪曲「大利根なみだ酒」をはじめ、ヒットシングル作品から「恋の手本」「スポットライト」「釧路空港」「風蓮湖」「冬枯れのヴィオラ」などを熱唱。アンコールの米津玄師「Lemon」のカバーと最新曲「唇スカーレット」を加え、全26曲を歌って観客を沸かせた。

 大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』については、「今年も出していただけたら5度目になりますが、朝ドラが『スカーレット』なので、その舞台で『唇スカーレット』を歌ってみたい」と目標を掲げていた。

 来年にはデビュー20周年イヤーに突入する。「20周年の来年は、ツアーも開催しますし、座長公演も大阪のほうで決まっています。いろんなお祭りにも出かけて一緒に自分の周年とともに日本の町々が元気になるような活動をしていきたい。まだやれるかどうかは全然決まっていませんが、あの日本武道館のステージに立ってみたいですね」とやりたいことがたくさんあることも告白した。

 『山内惠介 全国縦断コンサートツアー2019~Japan 季節に抱かれて 歌めぐり~』は11月29日の滋賀・守山市民ホール公演でファイナルを迎え、全国67会場75公演で約13万人を動員予定となっている。