福岡・博多の夜の風景を数万個の灯明で幻想に照らし出す秋の風物詩『博多灯明ウォッチング』(主催:博多部まちづくり協議会)が19日に開催された。25回目を迎えた今回、博多の玄関口JR博多駅前広場には、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)の公開を記念し「スター・ウォーズ 灯明地上絵」が登場。BB-8 と新ドロイドのD-0が浮かび上がると、「迫力があってすごく綺麗!」「ドロイドかわいい!」など、感嘆の声があがっていた。

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 『灯明ウォッチング』は、午後6時から9時まで、わずか3時間だけのライトアップイベント。博多の街の各スポットには、灯明を使った直径80 メートルもの巨大な地上絵や、さまざまな灯明アートが出現。街の中心を流れる川一面に灯明を浮かべて、まるで天の川のような光景が楽しめる。

 「スター・ウォーズ 灯明地上絵」は、シリーズ1作目の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)が全米で公開されてから42年という歴史にちなみ、42人のボランティアスタッフが早朝から作業に参加。6色の紙袋の1つ1つに砂とろうそくを入れ、下絵に沿って設置していくという地道な手作業を約4600個分、根気よく行い、約9時間かけてルーカスフィルム公認、JR博多駅前会場史上最大規模となるBB-8とD-0 の灯明地上絵を完成させた。

 制作に参加したボランティアスタッフのほとんどは「スター・ウォーズ」フ
ァン。夫婦揃ってファンという20代夫婦は「好きな映画のボランティアに参加でき、とてもよい思い出になりました」と、楽しんだ様子。映画については「新ドロイドのD-0 がどんな活躍をしてくれるのか期待している」「レイがダークサイドに落ちてしまうのかすごく気になる」と、コメント。ほかにも、「スター・ウォーズ完結編を観に行かないわけがない」と、映画への期待を語っていた。

 地上絵のデザインを描いた徳永昭夫さんは「新ドロイドのD-0はBB-8より小さいので、線がつぶれてしまわないように配慮し、再現がとても難しかったが、スター・ウォーズ好きのボランティアスタッフの情熱のおかげでスムーズに作業が進み、みんなで一丸となり制作できたおかげで最高の出来になりました」と自信をのぞかせていた。

 最後に1つ1つの灯明に心を込めて火を灯し、午後6時までに作業は完了。国内外からの観光客らも含め、概算で約6500人が壮大で幻想的な「スター・ウォーズ灯明地上絵」を目撃し、写真に収めていた。