俳優の木村拓哉が16日、都内で行われた20日スタートのTBS系日曜劇場『グランメゾン東京』(毎週日曜 後9:00※初回25分拡大)の試写会後制作発表会見に出席した。これまでさまざまな職業の役柄に挑戦してきた木村が今回演じたのは型破りな天才シェフ・尾花夏樹。劇中に登場する本格的なフレンチのメニューはすべて自分で調理したそうで「パリで倫子さん(鈴木京香)に手長エビのエチュベを作ったんですけど、あのワンシーンの撮影で16人前を作りました。あとでスタッフでおいしくいただきました」と胸を張って紹介した。

【集合ショット】鈴木京香、玉森裕太、沢村一樹ら豪華キャスト陣集結!

 同ドラマは人生を料理にかけ、フランス・パリに自分の店を持ち二つ星を獲得するも、己の慢心から招いた重大事件によってその座を追われ、店も仲間もすべて失ってしまった尾花が、鈴木京香演じる女性シェフ・早見倫子と出会う。もう一度シェフとして生き直し、周囲と衝突しながらも世界最高の三つ星レストラン『グランメゾン東京』を作り上げようと奮闘する姿を描く。

 「大変なのはスタッフのみなさん。どんな色でどんな明かりを当てて、ベストな状態はどこなのか、いかに匂いを届けることのできないテレビドラマのなかで『これは絶対美味しい』という想像を膨らませるような映像を撮るか」とねぎらいつつ、司会から「お料理のなかにはご自身で作られたものも…」と確認されると共演の及川光博は「全部だよ!」と即答し、木村も「全部自分で作ってます」ときっぱり。

 これについて、ギャルソン役を演じる沢村一樹は「時間かけて練習して全部覚えて撮影に入ってます。適当にワンカットワンカットではなく頭から全部作り方を覚えて現場に入ってるんです」と補足が入れば拍手が巻き起こり、「作ってない僕がいうのもなんなんですけど…」と付け加えて茶目っ気たっぷりに笑った。

 また、役への意気込みは料理だけでなく演技にも現れ、沢村は「(劇中で)官僚をビンタするところあるじゃないですか。テストまでやってなかったのに本番でバーンって…」と木村のアドリブを紹介。木村が「出演してくださってる方が役者さんと聞いたのでだったらご理解してくださるだろうなって」と申し訳なさそうに振り返ると沢村は「木村くんのすごいのはごまかしでやらないところ」と興奮し、及川も「僕、たっくんにLINEしちゃったもん。『泣けた~』って」と唸っていた。

 このほか鈴木京香、玉森裕太、尾上菊之助、撮影でも使用したフランス大使館より駐日フランス共和国特命全権大使ローラン・ピック氏が登壇した。