自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反の罪に問われたロックバンド・RIZEのベーシスト/Dragon Ashのサポートベーシストを務めるKenKen(本名・金子賢輔/33)被告の初公判が16日、東京地裁で開かれた。KenKen被告は「間違いありません」と全面的に起訴内容を認めた。検察側は懲役6月を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。今月30日に判決が言い渡される。

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 裁判によると、KenKen被告は7月19日、京都市下京区の自宅マンションで、大麻約0.2グラムを所持したとされる。KenKen被告は上下黒のスーツ姿で入廷。特徴的だった長髪は頭の後ろで結んでいた。丹羽裁判官に名前などを問われ、「金子賢輔です」とハキハキと答えていた。

 被告人質問などによると、KenKen被告が初めて大麻を吸ったのは17歳の時だったと供述。以降、約10年前から月1、2回のペースで大麻を使用していた。使用した理由について、KenKen被告は「よく眠れたり、体の不調が治ってリラックスできた」と説明。逮捕されることも頭をよぎったというが、「自分が甘かった。仲間や家族、関係者に多大な迷惑を掛け申し訳ない」と反省の弁を述べた。

 論告で検察側は、KenKen被告が約10年前から継続的に大麻を使用していることから「大麻の依存性は明らか」と指摘。また「動機は身勝手で短絡的、動機に酌量の余地はない」として、懲役6月と押収した大麻2点の没収を求めた。弁護側は、KenKen被告が逮捕されライブの出演中止など多大な影響があったことで「真摯に反省している」とし、執行猶予付き判決を訴えた。

 今回の裁判では30席の一般傍聴席に対し、67人が傍聴券を求めて列を作った。倍率は2.2倍だった。

 また、大麻取締法違反罪などに問われたRIZE/The BonezのボーカルJESSE(本名・マック・ファーデン・ジェシー・ソラト/39)被告については8日に初公判が開かれ、検察側は懲役2年を求刑、弁護側が執行猶予付きの判決を求め、即日結審している。判決は今月29日。