女優の吉永小百合、天海祐希、俳優のムロツヨシらが11日、都内で行われた映画『最高の人生の見つけ方』公開初日舞台あいさつに登場。思い出深いシーンや撮影時の様子を聞かれたムロは、台本では吉永の膝枕してもらう予定だったが、本番前に天海から制止が入り、一度もできなかったことに嘆いていた。

【動画】ムロツヨシ、天海祐希と激闘!?「NO! 膝枕」吉永小百合の膝枕攻防戦

 同作はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンがW主演し、2007年に公開された同名の映画が原案。余命半年の2人が、棺おけに入る前にやりたいことを記した“棺おけリスト”を携えて、最後の冒険旅行に出るハートフルストーリー。日本版では、人生のほとんどを“家庭”に捧げた大真面目な主婦・北原幸枝を吉永、人生のほとんどを“仕事”に捧げた女社長・剛田マ子を天海、2人の旅をサポートするマ子の秘書・高田学をムロが演じる。

 ムロは「2人をサポートする役柄はやりがいをもって毎日緊張感、楽しい日々でした」と共演できたことを感謝しつつも「ただ一つだけ…」と苦い思い出を披露。該当シーンは、スカイダイビングをやったムロがヘロヘロになって吉永に甘える箇所で「台本上で一番楽しみにしていた。『元気がない高田を介抱する幸枝、膝枕をしている高田』、そこにマ子社長が『デレデレしているんじゃないわよ!』までが台本でした」とまず説明。

 しかし「いざテストが始まると、膝枕に行く途中でマ子社長が『No! 膝枕』と、台本にはないアドリブが起きて…、私は一切、(吉永の膝に)近づけられず…」と嘆き節。さらに「小百合とムロさんがくっつけられず…、あっ呼び捨てしちゃった!」と大先輩の吉永を呼び捨てしまうほど、ショックを受けていた。

 何回テストを重ねても台本にはない「No! 膝枕」が展開され、監督も止めなかったことにムロは不満げ。天海は「次回でお願いします」と吉永の膝を守るためだったと笑わせつつ「立場的に高田が甘えているところが許せなかった。マ子さん的に」と役柄の設定上、そのようなアドリブを入れたと説明した。

 しかしムロは納得できず「段取りが楽しみだったんですよ、(吉永の膝へ)行こうかな~、と思ったらすぐに『No! 膝枕』と…。一生の思い出になるシーンが…」と天海へ愚痴をこぼした。

 この日は、満島ひかり、前川清、アイドルグループ・ももいろクローバーZ、犬童一心監督も登場した。