シンガー・ソングライターの山崎まさよし(47)が5日、東京・中野サンプラザホールで行われた映画『影踏み』(11月15日公開)の完成披露上映会&Quartet Special Concertに出席。本作で14年ぶりに映画主演を果たした山崎は「一般の方には初お披露目ということで、きょうは映画を撮影して海賊版を作らないように!」と“山崎節”のPRで、会場を沸かせた。

【ライブ画像】自身が関わった映画の楽曲を披露して会場を盛り上げた山崎まさよし

 山崎は「いつかなくなると言われている、中野サンプラザにご来場いただきありがとうございます」と笑いながらステージに登場。これに対し、メガホンをとった篠原哲雄監督は「中野サンプラザがなくなるのは本当ですかね? 中野区民としては反対したいと思います。区民として参りました篠原です」と山崎と軽妙な掛け合いを見せ、会場を盛り上げた。

 映画の主題歌も担当した山崎は「自分の芝居を見ながら、音を作るという恐ろしいことをしました」と笑いながら「客観的に自分の芝居を見る時間が多くて、プロの役者ではないので大丈夫かなと不安になりましたが、それでもミュージシャンとして映画の最後を自分の主題歌で締めくくることができたのは感無量です」と感謝。

 さらに共演した北村匠海についても「若いながらにしっかりしていて、引っ張っていってくれましたので感謝しかないです」と絶賛。「自分の人生の中で本当に大切な作品になりました。音楽も含めて経験が深まりましたので宝物です」と締めくくった。

 舞台あいさつ後には、山崎が関わった映画の楽曲で構成されたスペシャルコンサートがスタート。デビューシングルの「月明かりに照らされて」や「8月のクリスマス」などを披露。アンコールの声に応えて、再び登場すると「またスクリーンでお会いしましょう」とファンに告げ、本作の主題歌「影踏み」の完全版を披露してイベントの最後を飾った。

 原作は、『半落ち』『64ロクヨン』『クライマーズ・ハイ』など、数々の作品が映像化もされている推理小説作家・横山秀夫氏の同名の小説。物語の主人公は深夜の寝静まった民家に侵入して盗みを働く泥棒(通称:ノビ師)の真壁修一(山崎)。警察からは“ノビカベ”とあだ名されるほどの凄腕を持つ真壁は、県議会職員宅に忍び込み、偶然にも放火殺人未遂を目撃する。この事件をきっかけに、真壁がずっと心の奥底に押し込めていた20年前の事件の記憶が呼び起こされ、彼を取り巻く運命の歯車が動き出していく。