大阪・難波を拠点とするアイドルグループ・NMB48が5日、大阪城ホールで結成9周年ライブ『NMB48 9th Anniversary LIVE』を開催した。

NMB48きっての美少女・太田夢莉初センターの新曲「初恋至上主義」初披露

 前座として登場した横野すみれ&原かれんの研究生コンビ「よこっぱら」による漫才と、「NAMBA」「SANBA」のコール&レスポンスで記念公演が幕開け。ステージ上に1期~6期まで全員が一列に並ぶと、1期生・白間美瑠が「9周年、行くぞー!」とあおり、「北川謙二」「床の間正座娘」など4曲立て続けに披露した。

 ユニット曲コーナーでは、白間が映像を駆使したソロ曲「僕は愛されてはいない」で魅了し、中学生メンバーの塩月希依音、泉綾乃、岡本怜奈、三宅ゆりあの4人は「なめくじハート」をキュートに披露。先日卒業を発表した武井紗良は「最高にかわいい曲を後輩とやりたいと思います」と言うと、中川美音とともに「ハートの独占権」をパーフォーマンス。9月4日のNHK大阪ホール公演で大反響を呼んだ梅山恋和の“小悪魔ここ”が再び降臨し、横野すみれ、村瀬紗英とともに「わるきー」で盛り上げた。

 NMB48は今月9日に結成9周年を迎えるが、26人いた1期生は残すところ白間、吉田朱里、川上礼奈の3人となった。川上は8月にグループからの卒業を発表しており、これまでの軌跡を振り返る映像では、魔法をかけた回数、MCでのおかしな発言で照明が消されて会場が暗転した回数など、9年間に積み重ねた記録を紹介。照明を暗転したことで節電されたワット数も発表され、会場は爆笑の渦に包まれた。

 卒業メンバーに贈る楽曲「卒業旅行」では、さぞかししんみりするかと思いきや、川上は代名詞でもある「うどん」と大きく書かれた前掛けを着けた衣装でうどんの丼とともに登場。ムードメーカーとしての役割をきっちり果たし、笑いをかっさらった。

 アンコールでは、22枚目のシングル「初恋至上主義」を11月6日にリリースすることをサプライズ発表。センターは9月にグループからの卒業を発表した3期生の太田夢莉が務めることも発表となり、そのまま選抜メンバー19人で新曲を初披露し、大歓声が沸き起こった。

 太田は「9月に卒業を発表して、最初で最後のセンターを任せてもらえて本当にありがたいです。『初恋至上主義』はみんなと目を合わせる場面も多くて、遊んでいるみたいで楽しいです。私の曲ではありませんが、私が卒業しても愛される曲になってほしいと思います」とコメント。シングルの劇場盤には、夢の一つだったソロ曲「Acting tough」の収録も決まり、「7年半、応援してくださった皆さんのおかげです」と喜びをかみしめた。

 NMB48キャプテンの小嶋花梨は「NMB48は、10月9日に9周年を迎えます。9年間、いろいろありましたが、メンバーやファンの皆さんのおかげで成長することができました。NMB48は大丈夫か? とよく聞かれますが、大丈夫です! 9年間の思いを胸に、みんなで、10年目の扉を開きたいと思います」と決意新たに熱い想いを語り、全員で「夢は逃げない」を熱唱した。

 Wアンコールでは卒業する川上礼奈、武井紗良、太田夢莉、久代梨奈がステージに残ってあいさつ。川上の卒業コンサートは10月25日に大阪・Zepp Nambaで、太田のソロコンサートは11月17日に東京国際フォーラム ホールC、卒業コンサートは11月25日に兵庫・神戸ワールド記念ホールで行われることが発表となった。太田は「残された時間を大切に、1日1日活動していきたい。最後までよろしくお願いします」と代表してあいさつし、割れんばかりの拍手が送られた。