女優の黒柳徹子(86)、俳優の高橋克典(54)が7日、都内で行われた朗読劇『ラヴ・レターズ~黒柳徹子スペシャル~』の取材会見に出席。タイトルにちなみ「ラブレター」の思い出を聞かれた黒柳は「朗読劇はロマンチックな内容で良いのですが、残念ながら私は、そのような人とラブレターをした良い思い出がない…」と自身の苦い体験談を展開した。

【全体ショット】真っ白なワンピースで登場した黒柳徹子

 20歳くらいに初めてラブレターもらったそうで「もらったラブレターの最初に、ふかしたてのサツマイモのような『あなたへ』と書いてあって、すごく『ムッ!』としました」と告白。「当時、食べる物はサツマイモくらいしかなかったのかも知れませんが、なんか(ラブレター)はロマンチックなものだと思っていたので…。その時はムッとして、その人にはもちろん返事は書きませんでしたけど…」と想像していたロマンチックなものとは違い幻滅したことを明かした。

 それでも今は「そんな手紙はよかったな~」と笑いながら手紙をもらうことは好きだという。手紙は届いてから裏を返してみたり、便せんを広げたりと楽しみがある。その辺は電話と違うと思います。うれしいこと、悲しいことがあるのですが、手紙をもらうのは好きです」と伝えた。また、ラブレターについて高橋は「あんまりもらったことはないです…」と嘆き報道陣を笑わせた。

 今年30年目を迎える同朗読劇は、1989年ニューヨークで初演されるやいなや、全世界で上演され静かなブームを巻き起こしたもの。男女2人の幼なじみが、それぞれの人生を歩みつつ50年間にわたって書き綴ったラブレターを、男優と女優がテーブルとイスだけのシンプルな舞台上で並んで座り、2時間読み進めていくという内容。1990年8月の日本初演以来、この一つの台本を、年齢も個性も異なる延べ500組近くのカップルが読み続けてきた。

 今回、メリッサ役の黒柳は相手のアンディー役に共演を望んだ高橋、筒井道隆、吉川晃司を迎えて初出演する。7日から16日まで東京・EXシアター六本木で公演され、出演する黒柳のほかの俳優は公式サイト参照。