女優の井上真央(32)が7日、東京・NHK放送センターで19日からスタートするNHK土曜ドラマ『少年寅次郎』(毎週土曜 後9:00 総合)の試写会後に行われた取材会に出席。井上はフーテンの寅さんこと車寅次郎の少年期を演じた藤原颯音(9)にデレデレだった。

【写真】藤原颯音くんにデレデレ…頭をなでなでする井上真央

 ドラマは大ヒット映画シリーズの『男はつらいよ』で渥美清さんが演じた主人公・車寅次郎の少年時代を描いたストーリー。『男はつらいよ』誕生50年のメモリアルイヤーに、寅次郎の生みの親、山田洋次監督原作の小説をドラマ化する。原作の『悪童(わるがき)小説寅次郎の告白』は寅次郎の出生の秘密から、戦争をはさんだ悪ガキ時代、そして最愛の妹さくらに見送られて葛飾柴又の駅から旅立つ14歳までの物語。井上は、寅次郎の母・光子役を、毎熊克哉(32)が父・平造役を務める。

 井上は「初めて観た映画が『男はつらいよ』。本当にシリーズ50周年で、こういう形で携われるとは思ってもなかったので、とてもうれしくなりました」と笑顔。そして「寅ちゃんもホントかわいくて、子どもたちの笑顔もステキで、毎熊さんもいいダメっぷり」と見事なまでの“寅次郎顔”の藤原らを絶賛した。劇中ではかっぽうぎを着るシーンが多く「この作品でベスト・オブ・かっぽうぎを目指してます。それぐらい着倒してます。ぜひ、注目していただけたら」とアピールした。

 毎熊は寅次郎を突き放す父役だけに藤原とは会話をしないで役作りをするプランがあったそう。「寅が『お父ちゃん、お父ちゃん』と後ろを着いてくる。現場だけじゃなく、個室の待合室にもお菓子を持って着いてくる。『お父ちゃんも食べなよ!』とか言いながら。諦めようと思った」と撮影を回想。学校や宿題の話などをして中を深めたそうで「そういう時間を過ごすうちに、本当の親父のような気持ちになった」と感慨深げだった。

 そんな藤原は「撮影するときはバラバラでやっていたので、観るとちゃんと詰まっていてビックリして、2話はどうなっているかなと、めっちゃ待ち遠しい感じでした」緊張気味にあいさつ。すると毎熊が耳打ち。藤原は「好きな女優さんは井上真央さんです」とはにかみながら語ると、井上は頭をなでなでしながら「仕込みです、すみません」と自然と頬が緩んでいた。

 写真撮影時には報道陣から井上に藤原の頭をなでるようにお願いが。快諾した井上は丸刈りの藤原の頭をなでなで。ぷにぷにのほっぺをつまんだり、蝶ネクタイをイジるなど終始デレデレだった。

 また、制作統括の小松昌代氏は「探しに探しに探して、結果、令和のこの時代によくいてくれた。3話の途中から出てくる10代の寅さん、それとさくら。我々の自慢でございます」と藤原たち激似のキャスト陣に胸を張っていた。

 会見には泉澤祐希、岸井ゆきのも出席した。