注目のテレビCMを紹介する『CM まとめ2019年10月』。今回は、のんが初の“稲穂役”に挑戦した『いわて純情米』、福原遥が女子高生の恋心を好演した『全保連』、石原さとみが雑司が谷の魅力を伝える『東京メトロ』の3本をピックアップ。

【写真】ずぶ濡れになりながらも、顔の側に飛んできたトンボに驚くのん

■成長したのんに対し「きれいになってる」と驚きの声も

 2016年に公開されたアニメーション映画『この世界の片隅に』で主人公・すずの声を演じ、高い評価を得た女優・のん。近年では音楽やアーティスト活動、映画監督などにも挑戦し、「創作あーちすと」として活動の場を広げている彼女が、JA全農いわて『いわて純情米』の新CM「稲の想い」篇に出演した。

 のんが今回挑戦した役柄は、なんと“稲穂”。激しい雨風の中、ずぶ濡れになりながら水田に佇むのんが、「絶対負けない。むしろありがとうだよ!」と稲穂の気持ちを力強く叫ぶ内容となっている。

 撮影は、14トンもの水を使用した水田の上で行われた。雨や風が起こる特殊なスタジオセットで、常に真剣な表情を崩さずしっかりと稲穂役を演じきったのん。撮影後のインタビューでは、「目に水が入ったりしたが、それが『むしろありがとう』なんだという稲穂の気持ちを体感できた。お米を宣伝していく身として、稲穂の気持ちが分かったのは大きかった」とコメント。また「どんな時でも愛を持って頑張っていくんだという強い気持ちが、岩手の皆さんの気持ちともリンクした気がして、すごくすてきなCMだなと思った」とも語るなど、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』出演以来、相思相愛の関係を築いている岩手県へ寄せる彼女の想いが伝わってきた。

 かわいらしい笑顔を始め、顔の側に飛んできたトンボに驚く姿など、のんの魅力が多く詰まっている同CM。SNS上では「この才能は埋もれさせちゃいかん」、「やっぱり華がある」といった声が続出。また成長した彼女の姿に対し「のんちゃんきれいになってる」、「大人っぽくなったなぁ」と驚きの声も上がっていた。

■福原遥の清楚な制服姿に絶賛の声 岸部一徳とのアドリブ合戦も

 全保連の新CM「聴かせて」篇に、俳優の岸部一徳と、“まいんちゃん”としてお茶の間の注目を集めた女優の福原遥が登場。駅員役の岸部と女子高校生役の福原が、甘酸っぱい青春模様と音楽を絡めた少し不思議な物語を繰り広げている。

 舞台は、とある地方の駅舎。通学のため駅にやってきた福原は、ベンチに座って音楽を聞く男子高校生役の俳優・早坂柊人に「何聴いているの? いつも」と思い切って話しかける。早坂はクールな表情でイヤホンを差し出すと、2人は分け合いながら音楽を聴くことに。すると突然、不思議な音楽が…。福原は思わず「はやってるのこの曲?」と言うと、いつの間にか2人の間に岸辺が座り踊り出すというシュールなストーリーとなっている。

 映画さながらの美しい映像は、栃木県日光市内の鉄道駅舎で撮影された。シリーズを通して4回目の共演となった福原と岸辺は、アドリブシーンもあうんの呼吸で会話劇を繰り広げたという。今回の撮影について、岸辺は「福原さんとの共演も4回目ということで、彼女の成長を見ることができて良かったです」とコメント。一方、福原は「岸部さんと一緒に自由に遊びながら演じたアドリブシーンや、今までにはない甘酸っぱい展開の中での演技を楽しみに見ていただければと思います」と語っている。

 SNS上では福原のセーラー服姿に対し、「まじかわいい、清楚感たまらぬ」、「透明感ありすぎる」と絶賛する声が相次ぐ中、「なにこの甘酸っぱい気持ちは」、「2人の微妙な距離感や表情もうまいなぁ」といったストーリーや演技に対する反響も多く寄せられている。

■石原さとみ、ひっつめ髪にぐるぐるマフラー姿で雑司が谷を散歩

 東京メトロが展開するシリーズCM「Find my Tokyo.」の最新作「雑司が谷_ひと工夫が散りばめられた街」篇が公開された。放送開始から5年目に突入した同シリーズCM。2年目からは女優の石原さとみを起用し、東京メトロのさまざまな駅の魅力を伝えている。

 今作のゲストは、落語家・三遊亭好楽。オリジナル提灯を作ることができる「はや川提灯店」では、石原が描いた自分の似顔絵に対し、好楽が「いいね、座布団一枚!」の一言で返すなど和気あいあいムードで展開。他にも、変わり種のたい焼きが楽しめる「甘味処 ひなの郷」や、イチョウ並木が続く石畳の「鬼子母神堂」など、雑司が谷のおすすめスポットが登場。2人の楽しげな街歩きを通じて、雑司が谷に散りばめられた“ひと工夫”を知ることができる内容となっている。

 また今作で石原は、ひっつめ髪にぐるぐるマフラー、パッチワーク風の“和スタイル”姿を披露。リラックスした表情で街歩きを楽しむ石原を堪能できるCMに仕上がっている。