佐賀県知事の山口祥義氏が3日、都内で行われたテレビアニメ『ヴィンランド・サガ』のコラボレーション企画「ヴィンランド・佐賀」オープニングイベントに出演声優の松田健一郎、生天目仁美、女優の佐藤藍子とともに登場。アニメ愛を熱弁するとMCから「そろそろ…」と注意を受け苦笑いしていたが、佐賀県とアニメのコラボについては今後もしていくとし「(県民からの)苦情はまったくない」と明かした。

【写真】花柄ワンピース姿で登場した佐藤藍子

 同作は、1000年期の終わりころの時代、北ヨーロッパを舞台に最強の戦士と呼ばれたトールズの息子トルフィンが。「本当の戦士」への道を求める親子の熱い姿を描き、幻の大陸“ヴィンランド(=ユートピア)”を目指す物語(サガ)。今回、佐賀県は名前の“サガ”繋がりのほか、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環としてコラボ企画を展開していく運びとなった。

 2015年7月よりスタートした「サガプライズ!」は、企業・ブランドとのコラボによる情報発信で、佐賀県の魅力を全国に届けるもの。これまで『おそ松さん』『銀魂』『ロマンシングサ・ガ』など25作品とコラボしており、地域活性化につなげていくことを目的にしている。

 山口県知事は佐賀を舞台にしたテレビアニメ『ゾンビランドサガ』のイベントで、ビデオメッセージを送るなどアニメイベントに精力的。アニメ好きだそうで「アニメは好きですよ~。今回、アニメとコラボするのは26回目で、それぞれのアニメの味があり、やりがいがあるんです」と笑顔。

 県民の反応は「みなさんすごく喜んでいます。『銀魂』コラボでは県庁前に等身大の定春像が置かれたり、『ポケモン』コラボでは知事室がロケット団に占領されたりと、1回1回楽しんでいて、県民から何かを言われたことは1回もありません。苦情はまったくない」と明かし「これからもどんどんコラボしていきたい!」と企業コラボを歓迎していた。

 この日のイベントでは、主人公・トルフィンの父であるトールズ役の松田が、自身のキャラクターについて「トールズは最強の戦士で…」と説明すると、山口県知事は「普段からその声なのですか? トールズそのままじゃないですか! トールズが横にいる感じがします」とキャラクターボイスと変わらない渋い声をイジリ倒す一幕が。

 テレビアニメの見どころについて山口県知事は「トールズが死ぬところ」と少しボケながら「トルフィンに対して『戦いというものがわかっているのか?』と。子どものチャンバラごっことは違うなにかを伝えようと…」とトールズに対して特別な感情が生まれたことをしみじみと語った。

 その後は、作品と佐賀県の共通点などを説明しながらキャストとともに軽快なトークを展開。トルフィン役の上村祐翔が佐賀に遊びに来てくれたエピソードを展開し「かわいい声がまた…、佐賀牛に対して一番感動していましたね。『こんなおいしいのは食べたことがない』と暴露。

 さらに、トールズが佐賀弁で佐賀の魅力をPRしたアニメ動画が流れると、山口県知事は佐藤へ佐賀弁の指導をする無茶ぶり。「佐賀にいかんばさ~」と佐賀弁を披露したが反応が今イチで「ほら、違うじゃないですか…」と嘆き。トークショーは終始、山口県知事の仕切りで進んだが、佐賀やアニメ愛を熱弁する姿にMCから「佐賀の魅力のお話は後ほど伺うとして…」と注意が入るほど盛り上がったイベントはこうして閉幕した。

 コラボ企画は、きょう3日から18日の期間限定で東京・秋葉原でスタンプラリーの開催、コラボ旗艦店のオープンなど、同アニメと佐賀県がさまざまなコラボ企画を実施していく。