NHKで4月1日から9月28日まで放送された2019年前期連続テレビ小説『なつぞら』の番組平均視聴率が明らかになった。総合テレビで月~土曜、午前8時から放送された全156回の平均は関東で21.0%、関西で18.3%だった(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ)。ヒロインを演じた、広瀬すずからコメントも到着した。

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 広瀬のコメントは次のとおり。

 「ずっとなつぞらを応援してくださってありがとうございました。力不足ということを目の当たりにした作品で、正直悔しかった瞬間の方が多かったような(笑)。その中でも、15ヶ月間毎日のように一緒にいてなによりも支えだったのは、スタッフさん、キャストの皆さんでした。出会えて良かったです! 最高に楽しかった! ありがとうございました! なっちゃん、ありがとう!」。

 『なつぞら』は、戦争で両親を失い、兄と妹とも別れ、北海道・十勝の酪農一家・柴田家に引き取られたなつ(広瀬)が、大自然と開拓者精神あふれた強く、優しい大人たちのもとで成長し、やがて、アメリカではやっていた“絵が動く”漫画映画の魅力を知り、アニメーションの世界に飛び込んでいく物語。連続テレビ小説100作目ということもあり、歴代ヒロインの出演も話題になった。

 関東では、初回22.8%、最終回21.0%、最高視聴率23.8%(9月9日)、平均21.0%と、最初から最後まで安定して高視聴率を得た。直近の3作品の期間平均、2018年後期『まんぷく』21.4%、2018年前期『半分、青い。』21.1%、2017年後期『わろてんか』20.1%とほぼ同レベル。

 関西では、初回18.5%、最終回17.5%、最高視聴率22.5%(4月11日)、平均18.3%。直近の3作品の期間平均(『まんぷく』19.5%、『半分、青い。』19.3%、『わろてんか』19.6%)と比較すると、若干数字を下げた。

 制作統括の磯智明氏は「半年間、『なつぞら』をご覧いただき、誠にありがとうございました。たくさんの方々に見ていただき、とてもうれしく思います。大森寿美男さんの意欲的な脚本と、魅力的な出演者の熱演のおかげで、ゴールすることができました。放送当初から反響も多く、特になつと泰樹のシーンでは、小さなお子さんなど幅広い世代の方々から心温まる声をいただき、チームの大きな励みになりました。厳しい自然環境でのロケ、草創期のアニメ制作の再現など難しいシーンの連続も、スタッフ一丸となって乗り越えることができました。そして常にセンターに立ち続け、現場に元気を与え続けた広 瀬すずさんには、改めてねぎらいの言葉をお送りしたいです。なつよ、お疲れさまでした! 放送は終わりましたが、北海道十勝の風景やアニメを見て、時には『なつぞら』のみんなを思い出していただければ、うれしいです」と、総括している。