シンガー・ソングライターの泉谷しげる(71)が29日、福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で音楽フェス『阿蘇ロックフェスティバル2019 in 北九州』を開催。泉谷たっての要望で、福岡県出身の女優・橋本環奈も参加し、9時間にわたるイベントの進行役として奮闘した。

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 同フェスは、2014年11月に起きた阿蘇山の大規模噴火により観光客が減少したことから、泉谷が発起人となって2015年から開催してきたもの。今回は阿蘇山の2度の噴火と、開催に向けての受け入れ態勢などで「1回休止するしかないか」(泉谷)と諦めていたところに、北九州市からオファーが届いたという。

 同市は、「抗争の都市」として全国に知れ渡り、その暗いイメージを払拭すべく、音楽イベントの開催を模索。過去には、草刈正雄(67)、香田晋さん(51)、つるの剛士(44)や山本リンダ(68)、さらには元都知事で国際政治学者の舛添要一氏(70)、衆議院議員の野田聖子氏(59)などさまざまなジャンルで活躍する人材が輩出してきたが、近年は、現状は若者離れが多く、人口減が深刻化。

 同市の関係者は「北九州は、ものづくりのまち、環境の街として知られるが、このイベントによって北九州市のイメージアップはもちろん、若者、そしてアジアの交流人口増加に繋いでいきたい」とし、さらに「市内外から若者が訪れ、活気に満ち溢れた。魅力ある街づくりキッカケにしたい」と意欲を見せていた。

 この思いに泉谷が共感。「単に募金を集めるイベントにはしたくない。とにかく、北九州市を活気づけるイベントにしたいと思ったんだ。そう言った意味では、阿蘇であろうとどこであろうと場所は関係ない」と“特別編”として同市の開催となった。

 イベントには、さだまさし、竹原ピストル、AK-69、ももいろクローバーZなどが参加し、大いに盛り上げた。なお、来年は再び阿蘇に戻って開催予定。