俳優の佐々木蔵之介と佐野勇斗が10月12日放送のフジテレビ系土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル』(後9:00)のドラマパート『肩の女』に出演する。脱サラし10年越しの夢だったラーメン店をオープンさせた氷川武彦を佐々木、その店でアルバイトとして働く立花恵介を佐野が演じる。2人の肩に上半身だけの女性が絡みつく恐怖のシーンカットが公開された。

【写真】背後から女性が…怖がる佐野勇斗

 念願だったラーメン店をオープンさせたものの、客足がさっぱりなことに悩む氷川。場所も味も悪くないはずなのに、客が全く来ない理由に何となく気づいていた。それは恵介の肩に、上半身だけの女が絡みついていること。上半身だけの女が取り付いた恵介を辞めさせれば、店に客が来るのではと考える氷川だったが、明るく人の良い恵介をクビにすることをためらう。

 そこで、氷川は恵介の肩を塩で清めようとするがうまくいかない、すると今度は店内に下半身だけの女が現れる。氷川が意を決して上半身だけの女、下半身だけの女、それぞれに塩を投げつけると彼女たちは姿を消し、その後、店は満員になるほど繁盛する。しかし、氷川が久しぶりの忙しさに心地よい疲労感を感じながらベッドに入ると、下半身だけの女が現れ…。

 佐々木が同シリーズに出演するのは、2004年『迷子』以来およそ15年ぶり。「15年前に一度参加させて頂きましたが、(番組は)もう20年になるのかと…。20周年の節目に出演させていただいてうれしく思います」。今回のドラマについて「ホラーではありますが、読み方によってはコメディーに見えるなという感覚でした。見せ方や切り取り方の演出次第で、怖いけどそれが客観的にはおかしいように見える脚本なのかなと思いました」と感想を語る。

 「ホラーというとヒヤっとする感じで、怪談は夏から秋にかけて良いと思いますが、現場は本当に暑すぎまして、全然ヒヤっとしなかったんです…(笑)。きっとあまり見たことのないコミカルなゾクッとした女を見ることができると思います。楽しみにしてください」と“怖い”だけでない作品の魅力をアピールした。

 一方、同局ドラマ出演も初となる佐野は「“月9ドラマ”をはじめ、フジテレビさんのドラマは昔からすごく見ていたので、うれしい気持ちでいっぱいでした」と喜び、「ホラーの現場を体験したことがなかったので、実際に演じてみてどういう風に撮影をしているのか分かり、すごく新鮮な気持ちでした。お化けを撮影するのは大変だなって思いました(笑)」と“ならでは”の苦労も。

 初共演となる佐々木とは「撮影期間が2日間しかない中でも、休憩時間などに僕からというより蔵之介さんからしゃべりかけてくれたり、お芝居のことに関しても『こうやったら面白い感じで撮れるからやってみない?』と提案を頂いたりと、すごく優しくして頂きました」と感謝。「また、いつか共演させて頂ける機会があれば、いろんなことを学ばせて頂きたいと思っています」と再タッグを待ち望んでいた。