俳優の西田敏行(71)、中尾彬(77)が27日、都内で行われた映画『任侠学園』の初日舞台あいさつに出席。映画『アウトレイジ ビヨンド』(2012年公開)以来の共演で、中尾は「同じシーンに出てても映画の話は一切しなかった」と振り返りながら「お互いうまく70歳くらいまで歳とって“戦友”みたいなものですね。生き様しか話せないから。そういうのを話すと芝居に跳ね返ってくるみたいなね。そういう掛け算をやってるね、お互いに」と語り、ベテランの風格を漂わせた。

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 西田は、劇中で歌声を披露しており、その熱唱ぶりに中尾が「悔しい」と嫉妬するほど。西田は「過去、紅白に3回出てる。俳優より、歌手と言ってもらったほうが良い」と胸を張ると「中尾さんは“歌える俳優”で、私は完全に“歌手”。レベルが違うと思います。満員の御礼のごあいさつができるときには、歌いたいと思います」とジョークを交えて、笑いを誘った。

 物語は、ヤクザと今どき高校生が、かみ合わなさ全開で笑いと涙のエンターテインメントを展開。仁徳京和学園高校再建のために、新しく就任した理事は、曲がったことが大嫌いな昔気質のヤクザ・阿岐本組(あきもとぐみ)。見た目は怖く、荒々しいが、正義を貫く彼らの情熱に、学園の空気は変わっていく。しかし、金儲けのために、学園を乗っ取ろうと計画する大人たちが罠を仕掛ける。

 主演の西島秀俊(48)は、「撮影が終わっても、このメンバーはしょっちゅう集まって話し合っているくらい団結力のあるチーム。公開できて胸がいっぱいです」と感無量の表情。そのほか、伊藤淳史(35)、木村ひさし監督が出席し、原作者の今野敏も駆けつけた。