元SKE48メンバーの矢方美紀(27)が27日、都内で行われた『がん対策月間直前』横浜市医療局プレスセミナーに登場。がん治療を続けている現在の体調は「まったく問題なくできています」とし、夢の声優デビューが決まっているが「まだまだ甘えずに『叶っていないもの』として仕事をしていきます!」と意気込んだ。

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 同セミナーは、横浜市医療局が、日本で最も多くの女性が罹患するがん「乳がん」の適切な早期発見・早期治療の啓発をテーマにしたもの。10月のがん対策月間に先駆け、昨年、乳がんのため左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けていたことを公表した矢方が企画の趣旨に賛同しゲストに招かれた。

 現在はホルモン療法の治療を続けながら、精力的にタレント活動を続けている。乳がんが発覚した際、仕事ができない不安があったそうだが「仕事は病気になってもできるということがわかって、今でも芸能の仕事を続けています。病気になったら仕事ができないイメージがあったのですが、自身が経験したことで考え方が変わりました」と病に向き合いながら芸能以外の仕事にも取り組んでいると説明。

 啓発活動に積極的で「病気をしてから『乳がんです!』と公表をしてから、セミナーなどに呼んでいただく機会が増えました。その中で、乳がん検診の対象年齢ではないですし、全国的にみても20代で乳がんになるのは少ない例なため、自分が発信することは『逆効果ではないのか?』と思ったこともありました」と苦悩があったという。

 しかし「自分が話すことによって、同じ年代の方が乳がんを知っていただき、講演に来てくれる母親世代の方から『娘と病気について話すことが増えた』と言ってくれたりと」と反響を実感しており「自分自身も20代で乳がんになって『なぜ…』と思いましたが、今後の方が人生は長いと気づきました」と人生について改めて考える機会になったと伝えた。

 そんな矢方の夢は声優だが、2021年放送予定の東海エリア発のテレビアニメ『シキザクラ』に出演することが決まっている。病気を抱えながらも夢を叶える形となったが「テレビアニメ作品に出演するのですが、まだ視聴者の方に見ていただけていない。放送されてからの反応を見て、『もっと頑張らないと!』という今後の活動の色んな幅を広げるきっかけになると思います」と浮かれずに今後もできる仕事に取り組むと宣言。

 「放送されるのが1年先ですが、この間にも自分がやれることはたくさんあると思います。夢の声優は叶っているのですが、まだまだ甘えずに『叶っていないもの』として仕事をしていきます!」と意気込んだ。