ラガーマンらの熱き戦いを描き、この夏、世間に感動を呼んだTBS系 日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』。9月15日放送の最終話は、平均視聴率13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で番組最高を記録したが、満足度においても自己最高をマーク。『コンフィデンス』誌によるドラマ満足度調査「オリコン ドラマバリュー」で、100Pt満点中95Ptという高ポイントを獲得し、見事に有終の美を飾った。

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◆大泉の好演や主題歌で、新たな“池井戸名作”が誕生

 作家・池井戸潤氏の最新書き下ろし小説を実写化した本作は、大手自動車メーカーに勤めるエリート社員の主人公・君嶋(大泉洋)が、左遷人事で工場の総務部長と低迷する自社のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務することになり、仲間たちと共に再起を懸けた戦いを繰り広げる物語。

 “池井戸作品×日曜劇場”のタッグは、『半沢直樹』(2013年7月期)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(14年4月期)、『下町ロケット』(15年10月期、18年10月期)、『陸王』(17年10月期)に続き今回で6作目。放送前から話題を集める一方で、パターン化された“逆転劇”には満腹感を抱いている視聴者も少なからずいた。

 しかし、池井戸作品初出演となる主演・大泉の人間味ある演技や、元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗をはじめとするラグビー選手や、ラグビー経験のある俳優陣が集結して演じた圧巻の競技シーン。また、作品の世界観にマッチした米津玄師書き下ろしの主題歌「馬と鹿」による演出など、本作ならではのアプローチによって、終始手に汗握りながら物語を見届けた視聴者が多かったようだ。

◆ドラマきっかけで「ラグビーに興味を持った」人が多数

 ドラマバリューでは、初回77Ptと好発進した後、堅調に推移し、中盤の第5話で86Ptまで上昇。その後も急落することなく数字を伸ばし、第9話で前週比+10Ptの93Ptへと急上昇。最終話では自己記録を更新した。

 最終話では、君嶋(大泉洋)がラグビーチーム「アストロズ」を廃部に追い込もうとする黒幕とついに直接対決。一方のアストロズはリーグ優勝をめざして決勝戦に挑み、それぞれの“熱き戦い”が視聴者の涙を誘ったようだ。視聴者からは、「最後の試合のシーンは最高に盛り上がったし、感動した」(50代男性/兵庫)、「見応え満載だった」(20代男性/長崎)、「とても感動した。良いドラマだった」(30代男性/神奈川)とのコメントが多数。また、「話のスピード感も展開も、これまでの池井戸作品とは少し違って面白かった」(30代女性/東京)、「やはり池井戸作品は面白いと感じる内容だった。今までの池井戸作品とは何かが違った」(50代女性/東京)というように、新鮮な気持ちで池井戸作品を楽しめたという声も目立った。

 なお、ドラマ放送を終え、9月20日には『ラグビーワールドカップ2019日本大会』が開幕。視聴者からは、「ラグビーに興味を持った」(50代女性/北海道)、「ラグビーのゲームを生で観てみたいと思った」(30代女性/栃木)、「ラグビーの面白さに目覚めた」(50代女性/北海道)という声も目立っており、ドラマを通してラグビーに関心を持った人が多かったようだ。