落語家でタレントの笑福亭鶴瓶が26日、都内で行われた映画『閉鎖病棟-それぞれの朝-』(11月1日公開)の完成披露イベントに出席。今作で10年ぶりの映画主演を飾った鶴瓶は「(平山秀幸)監督から第一声で『痩せてくれ』と言われて、7キロ痩せて(現場に)入った」と明かしながら、共演の綾野剛や小松菜奈を横目に「このメンバーでやり切れたことをうれしく思います」と胸を張った。

【写真】イベントに登場した綾野剛&小松菜奈ら

 共演の綾野も「鶴瓶さんとはお付き合いも長くさせていただいて、バラエティーやプライベートでもお世話になってる」と話し、「改めて『共演したらどうなるのか?』という楽しみや不安もあったけど、関係なかった。(劇中の役に)僕と鶴瓶さんの関係も踏襲して良いのではないかと思った。鶴瓶さんだからこそ、できたこともたくさんありました」と充実感をにじませながら回顧した。

 これには鶴瓶も「いろいろ教えられましたよ。物事に臨む姿勢が違う」と綾野にリスペクトの眼差しを向け「(綾野は)おばちゃんみたいな細かい性格をしてる。料理を取り分けたりして、お母ちゃんみたいにしてる」と、意外な一面を暴露。照れ笑いを浮かべた綾野は「鶴瓶さんがいると気を使っていろいろやらなきゃいけない。アフターフォローですやん」と茶目っ気たっぷりに返していた。

 作家・帚木蓬生氏の山本周五郎賞受賞作を映画化した本作は、とある精神科病院が舞台。家族や世間から遠ざけられながらも明るく生きようとしていた患者たちの穏やかな日常に起こる殺人事件をめぐって物語が展開していく。

 イベントではそのほか、シンガーソングライター・Kが主題歌「光るソラ蒼く」を熱唱。舞台袖で聴き入っていた鶴瓶は「ホンマにええ仕事をしてくれた」と目を細め、小松も「裏で聴いていて、本当にぜいたくだなと。心にジーンと、ドシンと来ました」と絶賛していた。