お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が26日、都内で自身初のエッセイ本『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)刊行記念イベントを開催。普段の漫才と文筆業の違いについて「オチまで待ってくれる。最後まで読んでくれるところですかね」と語った。

【写真】自身のエッセイをアピールするハライチ岩井

 岩井は続けて「本にしたら、よりそうだと思うんですけど。メディアでしゃべっていることって、チャンネル変えたらいいってスパンって切れるじゃないですか。最後まで聞いたら面白いことでもそうなっちゃうので、しゃべりだと途中で笑いを入れないといけない」と持論を展開。「書いている時に楽しいですけどね。漫才だとお客さんの反応を見て変えようみたいなことがありますけど、本だったらとりあえず自分が思ったことを出せる」と手応えをにじませた。

 同書には「メゾネットタイプの一人暮らしの出来事」「組み立て式の棚からの精神攻撃」といった、日常に根ざしたラインナップが並ぶ。「僕の日常的なことをそこまで山あり谷ありみたいなことじゃないですけど、日常的なことをとにかく面白く書けたらなと頑張って書いたエッセイです。芸能人とかも言ったら、そんなに華やかな生活をしているわけではない。自分って平々凡々な生活をしているんだなと思う人にも、その中でも自分的には楽しかったとか、つらかったとかあるじゃないですか。それでいいんじゃないかな」と呼びかけた。

 きょう26日の発売にもかかわらず、早くも増刷がかかるなど、注目を集めているが「増刷っていうのがピンときてなくて、まず何冊刷られたのか。新潮社も見くびっていたんじゃないかなと。過小評価ですよね。書いた時は『面白いですね』とか言ってくれていたんですけど、最近本を発売するにあたって、ビビってんなというか」とチクリ。印税が入った際の使い道には「あんまりお金に頓着ないので、実家を買おうかなと。埼玉なので、最悪食いっぱぐれてもきれいな家に帰れたらなと。実家があるって。発言に気を使う必要もないじゃないですか」とぶち上げた。

 イベントでは、同じ所属事務所で大の猫好きという共通点のあるサンシャイン池崎とのトークイベントを開催。「『猫かわいいよ』って僕が勧めて、保護猫を引き取る時にも僕が一緒に行ったんですよ。その時、カメラを買ったばっかりで、よく見る池崎が猫を抱えている写真は僕が撮ったんですけど、無断で使っているんですよ。僕に確認を取ったことがないので、どうなっているんだろうなと。猫好き芸人の地位、そのシェアを奪おうとしているんじゃないかな」と危機感を募らせていた。