これまで様々な新人募集を掲載し、数多くのスターを輩出してきた『デビュー』が、『デビュー』特別オーディション出身者や、元読者である"デビューっ子"が所属している芸能プロダクションとタッグを組んだコラボオーディションを実施中。そこで、現在募集中の「フレイヴエンターテインメント」に所属している、"デビューっ子"秋元才加&梅田彩佳にインタビュー。ドラマ・映画・舞台など女優として活躍中の二人に、『デビュー』を読んでいた当時の想いやオーディションで心がけていたこと、現在の活躍までに至る過程などを振り返ってもらった。

【写真】秋元才加&梅田彩佳 全身カット

【秋元才加&梅田彩佳 インタビュー】

■「受けては落ちての繰り返しで、AKB48のオーディションが51個目のオーディションだった」

──デビューのきっかけや時期、そして年齢と共通点の多い二人ですが、芸能界を目指してた頃はどんな子でしたか?

【秋元才加】「私は幼稚園の頃からお遊戯会や朗読など、人前で何かをするのが好きだったんです。芸能界を意識しだしたのは小3のときにマイケル・ジャクソンのコンサートを観て、"私もあんなステージに立ってみたい"と思ったのがきっかけでした」

【梅田彩佳】「私は歌って踊れるアーティストさんが大好きで、初めて行ったコンサートがモーニング娘。さん。そこから自分でもダンスを習って、中3からいろいろなオーディションを受けるようになりました。あの頃は『デビュー』の雑誌を、ほぼ毎月買っていて、とにかくたくさんのオーディションに書類を送っていました」

【秋元才加】「私自身は、おこづかいでは毎月購入するのが厳しくて、"これだ!"というオーディションが載っているときだけ買ってました」

──どういう基準でオーディションを選んでいたんですか?

【秋元才加】「内容はもちろんですけど、所属費やレッスン費が無料のもの探していましたね。オーディションって、会場までの交通費とか受けるだけでもお金がかかるじゃないですか。地元の千葉から東京を往復すると2000円くらいかかるので、そんなにたくさんは受けられなくて……。そう考えると、福岡から受けに来ていた梅ちゃんは本当にすごいと思う!」

【梅田彩佳】「高校生からアルバイトをしてたので、それをオーディション費用に充てていました。受けては落ちての繰り返しで、AKB48のオーディションが51個目のオーディションで。つまりそれまで50個落ちていたってことなんです(苦笑)」

【秋元才加】「すごい! そんなに受けていたんだ」

──お二人は高2でAKB48の2期生オーディションを受けています。どんな思い出がありますか?

【秋元才加】「ちょうど進路を決める時期だったので、そろそろ将来の仕事についても真剣に考えないといけないし、オーディションはこれが最後になるかもという覚悟で受けました。でも、当日なぜか全く違う会場に行っちゃったんですよ。指定された住所に行ったつもりが、誰もいなくて。それで電話をしたら『すぐ◯◯駅まで来てください。遅刻したら不合格です』と言われて……」

【梅田彩佳】「才加がギリギリに駆け込んできたのは、すごく覚えています。"めっちゃキレイな子が来た、でもなんでブーツが壊れてるんだろう?"って(笑)」

【秋元才加】「そうそう、めっちゃ走ったからブーツ壊れちゃったの(笑)。なんとか間に合ったけど、でも絶対落ちるだろうなと思っていた」

■「不思議と"今回はダメだったな~"と思ったものほど受かったりする」

──オーディションでの手応えは?

【秋元才加】「ぜんぜんなかったです。でも、今も作品のオーディションはたくさん受けていますけど、不思議と"今回はダメだったな~"と思ったものほど受かったりするんですよね」

【梅田彩佳】「それ、すごくわかる(笑)。逆に審査員の反応がめちゃくちゃ良かったのに、落ちたりもするしね」

【秋元才加】「だから今はもう、落ちてもヘコまなくなりました(笑)。あ、この役と私がマッチしてなかっただけなんだ、次にマッチする役に出会えるといいな、と気持ちを切り替えられるようになったというか。逆に何かの手違いで、ぜんぜんマッチしない役に合格しちゃったら、後々つらいと思うんです」

【梅田彩佳】「背伸びして本当の自分を隠して合格したとしても、お互いにとって不幸だよね。でも、それもたくさん受けてたくさん落ちたから気付けたことじゃない? 私も今はかなりハートが強くなったけど、最初の頃は、やっぱり落ちる度に"私のどこがダメだったんだろう"ってすごく考え込んじゃっていたな」

【秋元才加】「確かにそうだよね。私も最初の頃は、落ちると"自分なんか価値がないんだ……"って思ったりしていた。でもそういう経験をたくさんしてきた私たちだからこそ、今からオーディションを受ける子に言いたいですね。『たとえ不合格でもあなたのせいじゃない』って」

【梅田彩佳】「うん、それは本当にそう。大事なのはマッチング。だから普段の自分を飾らず、そのまま見せるのが大事だと思います」

【秋元才加】「特に最初の芸能界入りのオーディションって、きっと審査員の方もそんなにすごいスキルとか求めてないと思うんです。むしろ磨けば光りそうかとか、それこそ事務所にマッチしそうかとか、そういう人間性みたいなところを見ていると思うんですよね」

──事務所との相性みたいなものは大切ですよね。お二人はAKB48に在籍している頃からフレイヴエンターテインメント所属ですが、"この事務所で良かった"と思ったエピソードを教えていただけますか?

【梅田彩佳】「AKB48の現役時代のことなんですけど、宮本亜門さん演出のミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』のオーディションに参加したとき、1回目(初演時)は不合格だったんです。ずっとミュージカルをやりかたったので、落ちたときはとてもショックで、マネージャーさんにも『私、やっぱりミュージカルには向いてないんですかね』って愚痴ってしまったことがあって。そしたら『次のチャンスを待とう。それまで自分も頑張って仕事を取ってくるから』と言ってくださって、そのときすごく心強さを感じたんです」

■「事務所の人たちが支えてくれているんだって気付いたとき、"自分の居場所はここだ"と思えた」

──そして『ウィズ~』の再演の際、再びオーディションに挑んで主演・ドロシー役をつかむわけですね。

【梅田彩佳】「はい。自分1人だけで戦っているつもりだったけど、ぜんぜんそうじゃなかった。事務所の人たちが支えてくれているんだって気付いたときに、"自分の居場所はここだ"と思えて、だからこそ再演のオーディションまで頑張ることができたんです」

【秋元才加】「私は、芸能界でなっていきたい自分の方向性が明確で、わりとマネージャーさんにもどんどんプレゼンするほうなんです。たとえばバラエティ番組などで、賑やかな一面が多く出ていた時期に、『新しい自分を見せていきたい、年齢なりのイメージをつけたい』という話をしたら、経済番組のMCの仕事を取ってきてくださったり、それに合った仕事を持ってきてくださるんです。主張の強い自分には合っている事務所だと思うし、やりたいことができるのはとても幸せなことですね」

──梅田さんはご自身を主張するほうですか?

【梅田彩佳】「才加ほどしっかりはしてないですけど。でも、AKB48を卒業したときには、今後は幅広くお仕事する中でも『ミュージカルをメインでやっていきたい』という話はしましたね」

──今年も帝国劇場の『Endless SHOCK』をはじめ、数々のミュージカルに出演。まさに希望を叶えているわけですね。

【梅田彩佳】「『Endless SHOCK』はミュージカルをさらに超えたエンタテインメントショーで、この伝統ある舞台に立てた経験は自分にとって大きなステップになりました」

【秋元才加】「女優として帝国劇場に立つのは大きな意味のあることだし、(宮澤)佐江ちゃんに続いてAKB48の同期があの舞台に立ったことはとても誇らしかったですね」

【梅田彩佳】「才加、『Endless SHOCK』の出演者発表があってすぐに『おめでとう』って連絡くれたもんね。すごく嬉しかった」

──秋元さんも大作の舞台への出演が続いていますが、今後はどんな方向性を目指していますか?

【秋元才加】「マネージャーさんには舞台を充実させつつ、映像の仕事を増やしていきたいというお話をしています。今はドラマ『やすらぎの刻~道』の撮影中なんですが、ベテランの方々とご一緒させていただいていて、毎回お芝居がとても刺激的です」

──やはり目標を叶えるには、自己主張することが大切なんでしょうか?

【梅田彩佳】「ある程度は自分の意思がないと、生き残っていけない世界ではあると思いますけど……」

【秋元才加】「でも私たちはアイドルを経てきたからこそ、"次はこんな自分になりたい"というものが見つかっただけであって、これから芸能界に入る子だったらその辺はフワッとしていてもいいと思います。むしろ"これからどんな自分にでもなれる!"みたいな」

──では事務所の後輩として、どんな子に応募してもらいたいですか?

【秋元才加】「挨拶ができる子がいいですね。やっぱり事務所の看板を背負ってお仕事するわけですから、人として最低限のマナーは持っていてほしいです」

【梅田彩佳】「そうだね。人対人の仕事だから、結局は人間性がモノを言うというか。いい子だったらきっと仕事も途切れないと思います」

【秋元才加】「それ以外のことは本当にフワッフワで大丈夫ですから(笑)。ちょっとでも興味があったら気軽に応募してもらいたいです!」

 なお、現在『デビュー』にて掲載している『秋元才加・梅田彩佳に続け! フレイヴエンターテインメント×"デビューっ子"コラボオーディション』では、12~25歳までの男女を募集中。応募締切は10月1日(火)まで。そのほか、同インタビューの秋元才加&梅田彩佳の撮り下ろし別カット、動画コメントは『デビュー』に掲載中。