上海国際コメディフェスティバルは、今年の2月に60周年を迎えた日本を代表する喜劇の「吉本新喜劇」を『第5回上海国際コメディフェスティバル』に招へいし、同フェスティバルのオープニング作品として上演することが12日、決まった。同日、上海で会見も行われ、吉本新喜劇から座員の松浦真也、曽麻綾が出席した。

【写真】上海でネタを披露する松浦真也

 吉本興業はこれまで、日本文化やコンテンツへの理解・発信に繋げることを目的に、日中文化交流をしてきた。その中で、昨年10月に中国・北京で行われた『第1回日中第三国市場協力フォーラム』に参加し、日中の財界トップを含む約1400人が参加した同フォーラムの場において、チャイナ・メディア・キャピタルと世界に通用するエンターテイメント人材の発掘・育成を目的としたエンタテインメント教育機関設立に覚書を交わした。そういった経緯もあり、吉本新喜劇の同フェスティバルの参加が決まった。

 今回のフェスティバルには8つの国と地域から28作品を招待。上海国際コメディフェスティバルは、「国民文化の質向上と上海市のイメージ表現」をテーマに、上海国際芸術節の期間中に行われるプロジェクトとして、昨年の第4回までに合計81作品、300公演が実施されている。

 その中で、中国国内で有名な喜劇俳優・陳佩斯の名作『ベランダ』、トニー賞を受賞したミュージカルコメディ『マチルダ』などが上演されることが発表された。今回はフランスの 『コーラス』や、ニューヨーク発の国際的ミュージカル『ストンプ』といった多種多様なショーを上演するなど、海外作品の誘致にも力を入れている。

 会見に参加した松浦、曽は短いパフォーマンスし、中国語で短い自己紹介。その後、松浦が得意のギターショーを披露した。松浦はギターを使って、曽から出される日本語のセリフを中国語に直しながら、吉本新喜劇の魅力を披露した。

 吉本新喜劇は海外での経験があるかという記者からの質問に対し、松浦は、スリランカで上演された映画『西遊喜』の海外公演を紹介した。

 第5回となる今年の『上海国際コメディフェスティバル』は11月8日から12月15日まで開催。『吉本新喜劇~60周年 それがどうした!~上海公演』は11月8日と9日に上演される。