俳優の浜中文一が13日、都内で行われた舞台『THE BLANK!~近松門左衛門 空白の十年~』ゲネプロ前に参加した。戯曲者として大成する前の20代の近松門左衛門を演じる浜中は、“知的エンターテイメント”を謳(うた)う劇中の見どころについて「初めて歌舞伎を…、挑戦させていただきました」と何やらしたり顔で紹介。演出の鈴木勝秀氏が「スペイン語で歌舞伎をやるんです」と付け加えて報道陣を驚かせた。

【集合ショット】宇宙Six・江田剛も出席!豪華出演者たち

 秘密のベールに包まれた歴史の謎を解き明かした近松洋男著『口伝解禁 近松門左衛門の真実』(中央公論新社刊)をもとにした同舞台。近松と切磋琢磨して秘密の任務である貿易『塩の道』と呼ばれる航路を開拓する後の大石内蔵助、良雄を宇宙Sixの江田剛、後水尾天皇をラサール石井が演じ、近松の今後を左右する波乱万丈な青春時代を描く。

 報道陣から“スペイン語歌舞伎”のリクエストにも「ここでやったらもったいない」とお預けする浜中。鈴木氏は「スーパーな出来。何度見ても抱腹絶倒?」と何やら意味深で、浜中も「ちゃんとやってますから」とうなづいた。共演の内藤大希は「文ちゃんが踊るスペイン歌舞伎のアシストというか、より盛り上げるべく少し歌わせてもらっています」とサポートし、劇中劇では女形にもチャレンジする。

 江田は「いろんな役者さんたちの芝居しているところをけいこ場で見ていて、こういうふうにお芝居を楽しくしていくんだと作品作りが勉強になりました」と刺激を受けたそう。今回は劇中のダンスの振り付けを「ちょっとだけ…」担当し、「すずかつ(鈴木氏)さんがイメージを渡してくれてたので、それに合うようにつけました」と胸を張り、歌あり、踊りありの舞台をアピールした。

 14日より上演。