2021年に放送されるNHK大河ドラマ『青天を衝(つ)け』の主演を務めることが発表された俳優の吉沢亮。先週(2日~7日)の連続テレビ小説『なつぞら』第23週で吉沢が演じた山田天陽が36歳の若さで亡くなってしまい、巷では「天陽ロス」が起こっていた中で、週が明けたら大河の主役として“帰ってくる”ことに。吉沢自身も「このタイミングで発表になるのは、バッチリだな。こんなことあるの?」と、喜びと驚きと、やはり喜びが勝っているような笑顔を見せた。

【全身ショット】スーツでビシッと!脚本の大森美香らと登壇した吉沢亮

 「大河ドラマの主演は、とんでもないこと。まさか自分に話が来るとは、思ってなかった」という吉沢。そもそも大河ドラマへの出演自体、今作が初めてのことで、「1ヶ月半前」の出来事を明かした。

 「NHKに呼ばれて、脚本の大森美香さんと菓子さん(制作統括の菓子浩氏)と面談したことがありました。その時は大河の話も、渋沢栄一の話も出ず、何だったんだろう?と思っていた。その数日後にマネージャーさんから、大河の主役が決まりました、と。びっくりしすぎて、大河ってほかにもう一つ枠ありましたっけ?と聞いてしまったくらい信じられなかったです」。

 きょうまでの1ヶ月半、「マネージャーからもし発表する前に漏れたら主演変わったりするからね、と言われ、ビクビクしていました。いま、安心しています」と、ニッコリ。『なつぞら』は放送期間こそ半年だが、出ずっぱりのヒロインとは違って、「撮影は月に1回くらいのペースだった。大河では想像を絶する大変さが待っているんだろうな」と言いつつも、ワクワクしている感じがその表情からもあふれ出ていた。

 吉沢は「仮面ライダーで1年間、一人の人物を演じた経験はあった。『なつぞら』で一人の人物が年をとって成長していく、17歳から36歳までの20年間を演じて、ちょっとした表情の変化で、年齢を感じさせるお芝居が経験できた。大河でも生かせれば。天陽役で僕を知ってくださった方もいると思うので、天陽とは違う面白さをちゃんと届けられるようにしたいです」と意気込んでいた。

 大河ドラマ第60作『青天を衝(つ)け』で吉沢が演じるのは、新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一。約500もの企業を育て、同時に約600の社会公共事業にも関わった渋沢は「日本資本主義の父」と称され、晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補にも2度選ばれている。幕末から明治へ、時代の大渦に翻ろうされ、挫折をしては、高い志を持って未来を切り開く、「起きあがりこぼし」のような人生を、「青春」というキーワードでみずみずしく描いていく。2020年夏クランクイン予定。