NHKは6日、俳優の窪田正孝が主演する2020年前期の連続テレビ小説『エール』に唐沢寿明、菊池桃子(初)、佐久本宝(初)、風間杜夫、山崎育三郎(初)、中村蒼(初)、森山直太朗(初)が出演することを発表した。

【全身ショット】すでに夫婦感…窪田正孝&二階堂ふみの腕組みショット

 連続テレビ小説102作目となる『エール』は、「栄冠は君に輝く(全国高等学校野球大会の歌)」「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」「闘魂こめて(巨人軍の歌)」などの応援歌の数々を作曲した、古関裕而(こせき・ゆうじ)氏と妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)さんをモデルに、音楽とともに生きた夫婦の物語。

 福島ゆかりの人々として発表されたのは、主人公・古山裕一(窪田)の父・三郎に唐沢、母・まさに菊池、弟・浩二に佐久本、伯父・権藤茂兵衛に風間。そして、裕一の幼なじみでのちの音楽仲間“福島三羽ガラス”佐藤久志に育三郎、村野鉄男に中村、裕一の恩師・藤堂清晴を森山が務める。

 唐沢は「この『エール』で3回目の連続テレビ小説の出演となりますが、“昭和”“平成”“令和”とそれぞれの時代で出演させていただけることはとても光栄です」と喜び「連続テレビ小説は時代が変わっても、どこか変わらない空気が流れていると感じます」。

 「主役の窪田君は数年前に共演してからいつも頑張っている姿を間近で見ていたので、今回、自分が何か力になれることがあるなら喜んで参加したいと思いました。役柄の父親としても、役者仲間としても成長する姿を見守っていきたいと思います」とメッセージ。

 森山は「台本を読んで、自分にとってはモノクロームな時代を生き抜いた音楽家古関裕而さんの葛藤と成長、そしてそれを取り巻く人々の活気ある姿が確かな色彩を持って感じ取れました。劇中にも度々出てくるオルガンやハーモニカを奏でるように、スタッフや出演者の皆さんと一つ一つ感情を積み上げていけたらと思います」とコメントしている。

 また、主演の窪田は「素晴らしいキャストの皆様と1年の撮影を共にすることができ大変光栄に思います。また、唐沢さんや風間さんと再び共演できて心からうれしく感じています」と明かし「皆様と芝居のセッションでどんな色彩の変化、感情の波が生まれるのか今から楽しみでなりません。全員で1つとなって素晴らしいエールにしたいと思います」と意気込み。

 制作統括の土屋勝裕氏は「裕一が少年時代を過ごした福島市は、東北地方の経済の中心地として栄え、市の中心にはデパートもありました。父親が買ってきた西洋音楽のレコードを蓄音機で聞きながら、裕一は音楽の感性を育みました。今回発表する福島の家族たち、学校の先生、幼なじみの友人たちが、のちの裕一の音楽の源泉となっていきます」と紹介。

 「みな、裕一にとって身近な存在だからこそ、時には本気でぶつかりあいけんかをしたり、励ましあったりしながら生きていきます。そして、裕一が東京に行ってからも、福島の人々は裕一の音楽に影響を与え続けます」と伝え「激動の昭和という時代、困難に立ち向かって生きた人々を、キャストの皆さんに演じていただくのが、楽しみです」と期待している。

 男性の主演は14年後期『マッサン』の玉山鉄二以来、約6年ぶり(ヒロインはシャーロット・ケイト・フォックス)。『エール』では、ヒロイン・関内音役を、女優・二階堂ふみが務める。