人気グループ・関ジャニ∞の大倉忠義が、7日放送のニッポン放送『オールナイトニッポンサタデースペシャル大倉くんと高橋くん』(毎週土曜 後11:30)に生出演。メンバーの錦戸亮が、グループを脱退し、9月30日をもってジャニーズ事務所を退所することに言及し、約10分間にわたって「手紙」という形で決断に至るまでの経緯を説明した。

【写真】関ジャニ∞がお人形に?『GR8EST BOY』たち

■以下、読み上げた手紙の全文

eighterの皆さんへ。今回、自分の考えをしっかりと伝えたいと思い手紙を書いてきました。聞いていただければ幸いです。

この度、亮ちゃんが抜けて、関ジャニ∞が5人になるということになりました。同期の亮ちゃん、ヤス(安田章大)、丸(丸山隆平)とは、出会って約22年。僕にとっては唯一ですね、幼なじみのような存在です。たくさんの時間を過ごして、喜び、悲しみ、いろんなことを分け合ってここまで過ごしてきました。僕たちは個々の思いが強いことや、強烈な個性が集まっているからこそ、今までたくさんぶつかってきました。それでも内(博貴)が抜けてからずっと7人で走ってきました。

皆さんにたくさんの夢をかなえてもらって、たくさんのステキな景色も見させてもらいました。その時の僕はグループとは、永遠に続くものだと当たり前のように思っていました。ですが(渋谷)すばるくんの脱退ということで、永遠はないのだと改めて知り、ヤスの病気で命について深く考え、濃い2年間を過ごしてきました。

7人が6人になること、世間からは1人減るだけ。言葉にすればそれで終わりですがそんな簡単なことではありませんでした。1人がいなくなることにより、絶妙に保っていたバランスが急に崩れてしまいました。そこからヤスが動けない状態での5大ドームツアー。どうにかみんなに気付かれないように頑張っていたんですけれど、心は擦り切れて限界に近づいていました。

そして、そんな状態でこの6人で、これからどうやってアプローチしていくんだという会話をはじめました。でもいまで精一杯なのに来年のことなんて考えられないと、2004年から活動を初めて立ち止まりました。そこから6人になった自分たちの方向性、来年はどうするだと何も見えない中、手探りで話し合い、一度立ち止まろうとか、全員がグループを閉じる覚悟もしたはずです。

そんな心の状態で話しても、ネガティブな意見しか出ないはずです。それでも6人で時間かけてたくさん話し合った結果、今この選択になりました。チャレンジの方向性の違いです。亮ちゃんは多くを語る人ではない分、これから自分の活動で体現していくはずです。3月末には、いまの状態になることが決まり、約半年、どうやったらeighterのみんなが安心してくれるんだろうとすごく考えた結果「いつかもう一度やりたかった47都道府県ツアーでみんなに直接会いたい」とスタッフに申し出ました。

新しい僕らの方向性も示さなきゃいけない、複雑なeighterの子たちにこれで進んでいくんだと決意、覚悟を見せなきゃいけない。正直ハードルは高いと思います。でも傷だらけでも泥臭くても前を向いて上を目指していこうと。僕らは元々、諦めの悪い人たちです。こんな状態でも頑張っていこうと、5人で結束しています。

まだ発表されて2日。eighterのみんなも気持ちが追いついてないと思います。素直に応援できない人もいると思います。実際、5人になって覚悟できていたはずの僕もぽっかり穴が空いたみたいですけど…。うん、すげえ寂しいですね…。

でも一歩ずつゆっくりでいいから、歩き出さなきゃいけないと、僕たちは歩き出そうとしています。でもみんなはまだ、立ち止まっててもいいかなと。後ろを振り返っても全然大丈夫です。時間が経って前を向いたときに、ちゃんと僕たちが立っていられるように、笑顔で迎えられるように準備をします。

やっぱりいろいろあった2年間は、めっちゃしんどかった。でも改めて僕は関ジャニ∞というグループを愛しているんだと再確認できる時間でもありました。いままで夢をみて過ごしてきた15年間は、本当に宝物のようなキラキラした僕にとっての青春です。だからこそ15年を祝ってもらう、そして自分たちにとってもめでたいライブを悲しいものにしたくない。そしてeighterのみんなには心から楽しんでもらいたいという思いから、発表はライブが終わってからということに決めました。

『十五祭』のライブはですね、セットリスト、細かい演出まで初めてすべて僕が担当しました。何一つウソはついていないつもりですし、全ての演出に意味を持たせたつもりです。なのでメンバーは何も悪くない。納得いかないことがあるなら僕の演出が間違っていたということです。責めるなら僕を責めてください。ただ僕の横には仲間がいます。重い荷物を分けてくれる持ってくれる頼もしいお兄ちゃんたちがいます。なので大丈夫です。泣きたいときは泣きますし、つらいときはしんどいってちゃんと言います。みんなも自分の気持ちにはウソをつかず、5人になった僕たちに正直に向き合ってくれて大丈夫です。

スカパラ谷中(敦)さんが僕たちの1年前のことを歌にしてくれた「メモリー・バンド」という歌の歌詞の中に『ぼくら人生のステージの上にはいつだって全員で並んでいる』。もうそのとおりで、これからもそれに変わりはありません。僕にとってもグループのメンバーにとっても一度きりの人生。いまの選択が正解になるように頑張ります。

ただ、ライブが終わったばかりで2日前に発表もあって正直、みんなもそうだと思うけど、心身ともにすごく疲れてます。このラジオで(高橋)優くんのファンもいる中、こんな時間を設けさせていただきここまで語らせていただいて、本当にありがとうございました。

だからいろんな記者さんがいると思うんですけど、もうこれ以上はないので、僕たち6人をもう追っかけないでもらえるとありがたいです。そしてeighterのみんなには、本当に感謝しています。あなたたちがいたからこの半年間ずっと笑顔でいられました。みんなも日々、つらいこと悲しいことたくさんあるよね。でもだからこそ、ライブで笑顔で会えるあの瞬間がすごい幸せだよね。あしたからお互いがんばって、ライブで会えるときは泣いててもいいから、笑顔で会えるといいなと思ってます。お互い元気もらって、支え合ってここまで来られたと自分では思っているんで、これからもこんな大変な俺たちだけどよろしくお願いします。

これはもう本当に、メンバーも関係なく、事務所も関係なく、個人的なことを言わせてもらいますが、こういうことがあるといつも突然だから安心できないよね。もし次こういうことがあるなら、僕はもう終わりでいいと思うし、ちゃんとお互い心の準備ができるよう発表したいと自分は思ってます。リスナーの皆さん、個人的なお手紙にお付き合いいただいてありがとうございました。

2019年9月7日 大倉忠義