歌舞伎俳優の市川海老蔵が3日、都内で行われた第5回自主公演『ABKAI 2019~第一章 FINAL~』製作発表会見に出席。この夏休みでの長男・堀越勸玄くんと長女・麗禾(れいか)ちゃんの成長ぶりに目を細めた。

【写真】スーツでビシッときめた市川海老蔵

 夏休みの過ごし方について話題が及ぶと「ブログ見ればわかるんじゃない」とニヤリ。「(学校が始まったことで)早起きしないといけない。5時くらいから起きないといけないので、夏休みずっとあればいいなとも思ったのですが、学校行っている分、時間がありますし、仕事もあるのでね。ただ、夏休みの方が私はありがたい」と声を弾ませた。

 この夏の出来事を振り返り「大変大きな成長がありましたんじゃないでしょうか。七月大歌舞伎で、私がのどを痛めたことによって3日間休演をいただいたのですが、その間6歳のせがれが外郎売(ういろううり)をひとりで務めたということはとても大きな経験。せがれだけではなくて、お客様にも申し訳ない気持ちです」と語った上で、次のように呼びかけた。

 「その中で彼が感じたこと、そしてそばで見ていた娘がね、父が苦しんでいる姿、闘っている姿、そして自分の弟が成長していく姿を見て、その次の月には自分が四代目 市川ぼたんを襲名する。踊りに対しての意識の改革。そして、せがれも『お姉ちゃん、こうやって踊っている。自分はどうやって踊るんだ』っていう意識の改革。夏休み、ハワイに行っていても、朝から必ず舞踊の音楽を流して必ずおけいこをして、今も朝はやく起きて、私のおけいこを見てから出かけるという。この夏は、よい夏を過ごしたのではないかな」

 同公演は海老蔵自ら企画、製作を手がけ、2013年からスタート。今回「十一代目市川海老蔵」として最後となる『ABKAI』には、以前より海老蔵が構想を温めていた『源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)』より「実盛物語」を主軸に『SANEMORI』と題し、新たな歌舞伎の舞台を作り上げていく。

 同公演は、11月5日から25日まで、東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演される。