集英社が3日、アメリカのマーベル・コミックスと共同で、『少年ジャンプ』の作家陣による人気マーベル・キャラクターたちを題材にした読切漫画を、漫画アプリ『少年ジャンプ+』で掲載することを発表した。きょう3日から同アプリでスペシャル企画を展開し、『遊☆戯☆王』作者・高橋和希氏が『アイアンマン』と『スパイダーマン』をフルカラーで描いたものを含めて計6作品を配信する。

【画像】ジャンプ作家が描いたスパイダーマンやアベンジャーズのキャラクターたち

 今回の『ジャンプ』と『マーベル』のコラボレーションは、マーベル・キャラクター好きが日本の漫画家や『少年ジャンプ+』編集部に多いことと、マーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキー氏も日本漫画の大ファンという“相思相愛”な関係から実現したもの。

 スペシャル企画では、マーベル・コミックス編集長のインタビューや人気キャラクター登場作品をラインアップ。3日はサクライタケシ氏が、マーベル作品の秘密を探るため編集長に突撃インタビューをしたルポ漫画『MARVEL×少年ジャンプ コラボ記念 MARVEL 編集長にインタビューしてきました!』を掲載。

 4日は高橋氏の『SECRET REVERSE』前編を掲載し、ゲームコンベンションへ招待を受け“日本”へとやってきたトニー・スターク(『アイアンマン』)とピーター・パーカー(『スパイダーマン』)の2人が、会場で待ち受けていたストーリーを描き、11月27日に後編を配信する。

 今後の配信スケジュールとして、18日にマーベルビギナー向けの『あべんじゃーず:ギャグリール』(作者・水野ハチ)、10月2日にテレビ番組のクルーが『アベンジャーズ』メンバーに密着取材した『アベンジャーズ:インタビュー・ウィズ・ヒーローズ』(荻野ケン)、10月30日に『アイアンマン』『ドクター・ストレンジ』を描いた『Halloween Avengers』(mato)、11月13日に娘のキャシーが交換留学で日本に行くことになり心配でついて行くアントマンを描いた『アントマン+(仮)』(羽田豊隆)が掲載される。

 今回のコラボレーションについてセブルスキー氏は「“少年ジャンプ”は、『DRAGON BALL』『SLAM DUNK』『ONE PIECE』『NARUTO-ナルトー』『僕のヒーローアカデミア』をはじめとした数々のアイコン的な連載作品を生み出し、漫画業界に世界が認める金字塔を打ち立てています」と説明。

 「トップクラスのクリエイターとともに、キャラクターを中心としたアクションを含むストーリーで作品を紡ぎだすジャンプの哲学は、あらゆる年代の読者に支持されており、日本でマーベル・キャラクターが活躍する場として、これ以上のプラットフォームは考えられません。マーベルのファンでいてくださるすばらしい漫画作家さんたち、そして“少年ジャンプ”編集部の皆さんとともに仕事ができることは大きな喜びです!」とコラボに感謝。

 『少年ジャンプ+』編集長の細野修平氏は「このコラボ企画を最初にうかがったのは『アベンジャーズ/エンドゲーム』を待ちわびていたときのことでした」と明かし「マーベル好きな自分にとって大興奮の企画を、ついにみなさんに読んでいただけるときが来て、とてもうれしく思います。僕と同じかそれ以上にマーベル好きの『少年ジャンプ』作家さんたちが熱い想いを込めて描いた作品を、ぜひお楽しみください!」と呼びかけた。