NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)は、9月1日放送の第33回「仁義なき戦い」に、第一部の主人公・金栗四三(中村勘九郎)の親友・美川秀信が久しぶりに登場する。第23回で、関東大震災が発生してから(ドラマを観ている者にとっては)消息不明(出番なし)だった。美川を演じる勝地涼も「大震災の時の様子は、描かれませんでしたが、僕自身も、美川ならしぶとく生き残って、どこかで暮らしていると思っていたので、生きてて良かったです」とコメントを寄せた。

【写真】イタリアのムッソリーニが登場

 さらに、8月25日放送の第32回「独裁者」より登場した、マラソンで九州一周を目指すという青年、小松勝を演じる仲野太賀に触れ、「個人的な事ですが、太賀くんとNHKのドラマで共演した際に、名古屋で中村座を一緒に観に行って、その帰りに、『勘九郎さんと一緒に仕事をしたい」と二人で話したことがありました。もちろん、二人とも『いだてん』への出演は決まっていなかった時だったので、今回、四三さんと小松勝くんとの3人のシーンがあったことは、不思議な縁を感じて、とても感慨深かったです」と、明かしている。

 第33回は、1940年のオリンピック招致をめぐり互いに激しく争う東京とローマ。嘉納治五郎(役所広司)は田畑政治(阿部サダヲ)らをイタリアの独裁者ムッソリーニとの直談判に派遣する。しかし、ムッソリーニとの会見直前、IOC委員・副島道正(塚本晋也)が急病で倒れてしまう。招致の命運がかかったIOCオスロ総会は、他国の政府首脳に働きかけようとした日本の動きをめぐって大紛糾。絶体絶命の状況下で、治五郎は逆転の秘策を思いつく。