1958年に国産プラモデルが誕生してから60余年。これまでプラモシーンをけん引してきたのは、来年で40周年を迎える「ガンプラ」と言っても過言ではない。今回紹介するのは、インスタグラムにガンプラ写真をアップしているtsuta772氏(※インスタグラム)。ファースト世代の憧れ、ランバ・ラルが駆るグフとの出会いや、個性派が揃う『ジオン水泳部』の魅力について聞いた。

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■週末モデラーはまず“完成させることが目標”

――ガンプラの魅力に目覚めた理由は?

【tsuta772】インスタを始めて、当初はホットトイズの『ダークナイト』などを撮っていたのですが、フォロワーさんをはじめ、色々な人の作例を見たのがキッカケでガンプラを作ってみたくなりました。元々、初代ガンダムブーム直撃世代の返り咲きモデラーなんですよ。

――ガンプラ制作をするなかで、一番の「壁」は何でしたか?

【tsuta772】壁といいますか、塗装を楽しむのをメインにしてるので、その為のペーパーがけが面倒くさいことでしょうか(苦笑)。面倒くさい作業の場合は、ビールを飲みながら…それぐらい気楽に作るようにしています。

――ガンプラ制作でカタルシスを感じる瞬間というのは?

【tsuta772】今時のキットは、接着剤が必要だったころのモナカキットと比べ、スタイルや可動などクオリティが高いので驚かされることばかりです。でも、そのままだと物足りない部分もあって。上記でも言ってますが、私は塗装を楽しむことをメインにしているので、自分なりに満足な塗装ができて“立体感”や“重量感”が出せたなーって時が、カタルシスを感じる瞬間でしょうか。

――これまでに制作した中で一番好きな作品は?

【tsuta772】MG MS-07B グフVer.2.0です。ファースト直撃世代なので、子どもの頃からランバ・ラルが大好きでした。精神的に父親不在だったアムロに立ちはだかる、“壁としての父親役”という存在感。ガンダムとグフの殺陣シーンや、ラルの散り際のカッコ良さなどを含め、グフには特に思い入れが強いですね。

――塗装にこだわっているとのことですが、改造などはしますか?

【tsuta772】基本的には改造はしません。子どもの頃はコチャコチャやってましたけど結果的に完成しないことが多くて(笑)。なので、今は完成させること自体が目標です。合わせ目消しもやったりやらなかったりですから。色もベースの黒を塗りながら、その時のノリで決めています。

■ジュアッグやゾゴックという“イロモノキャラ”の立体化に感激

――ジュアッグやゾゴック、ズゴックなど「ジオン水泳部」をよく作られていますが、これらのキットを作ろうと思ったきっかけを教えてください。

【tsuta772】当初、ジュアッグとゾゴックは“イロモノキャラ”という印象でした(笑)。でも、最近になってゾゴック、ジュアッグがキット化されているのを知ってまずゾゴックを作りました。作ってみるとこれが、パーツもそんなに多くもなく細かくもない。組むのもの塗るのもラクなので楽しく作れました。ゾゴックを作った時に塗料が余ったのと、「手首パーツも使い回せるな」というセコイ理由でMSVのジュアッグを購入して同色で作りました。それで、手首が余るからもう一体買って両方とも腕にしようとか、とにかく行き当たりばったりで作りました(笑)。

――本キットでこだわった部分は何ですか?

【tsuta772】足ですね。ディフォルメやコミカルなのはあまり好きではないので、ここだけ変更しました。

――最近はインスタでも#ガンプラ で沢山のモデラーの方が写真をアップしています。tsuta772さんはインスタにガンプラ作品をアップする際のこだわりはありますか?

【tsuta772】フィルターやコントラストなどの調整と、トリミングはちゃんと考えますかね。以前はエフェクトアプリにハマってました。

――インスタ写真を撮る際に注意している部分は?

【tsuta772】自然光だと光の回り方がキレイになるので、そこは意識してずっとしています。なので日が暮れると撮れないという欠点もあります(苦笑)。インスタは写真の加工に関して細かな調整を簡単にできる点が非常に助かっています。

――次はどんな作品を作りたいですか?

【tsuta772】やっぱりファースト系にこだわりたいですね。ジオラマとかも作ってみたいけど飽き性なので無理かなと(笑)。

――最後に、tsuta772さんにとってガンプラとは?

【tsuta772】こだわって作ってもいいし私みたいに気軽に作っても楽しめる、最高のおもちゃですね。

(C)創通・サンライズ