実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が30日、都内でJAXA主催の「きぼう」完成・「こうのとり」初号機打ち上げ10周年記念イベント『近未来宇宙予測カイギ』で行われたパネルディスカッションに参加した。

【写真】『近未来宇宙予測カイギ』で基調講演を行った堀江貴文

 今年、日本の宇宙開発は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟完成10周年(7月19日)、宇宙ステーション補給機「こうのとり」初号機打ち上げ10周年(9月11日)という節目の年を迎えた。それを記念し、同イベントを開催する運びとなった。

 ロケット開発をしている会社に出資する堀江氏、バスキュールの朴正義氏、宇宙飛行士の若田光一氏、モデレーターとしてココリコの田中直樹が参加した。

 堀江氏は小泉進次郎衆院議員と交わした会話を明かした。JAXA主催のイベントにも関わらず、会場にいた800人の中で宇宙に行ったことがあるのは、たった2人。現状では多くの人が宇宙を遠い世界に感じて“夢物語”という認識でいる。堀江氏は「僕らの頭の中で(宇宙)は手が届くと思っている。20数年前にインターネットのビジネスをしたときにスマホでゲームをしたり、動画を見る世界は当時、頭の中にあって、話したけど、みんなに言ったけどポカンとしていた。宇宙はそういう時代」と自身の体験と比較しながら説明した。

 そんな現状を踏まえて小泉氏は「宇宙は夢じゃなくて現実なんだということをメッセージとして発すべき」と大局観を持って発言したという。堀江氏は「確かにな、と思った。これから僕らも発信します。そうすることによって『現実だから僕らも宇宙に行けるんだ』と(思ってもらうのが)大事」と語ると「彼は言葉に力がある」と小泉氏の発言にうなっていた。