元宝塚歌劇団トップスターで女優の柚希礼音が27日、都内で行われたミュージカル『FACTORY GIRLS~私が描く物語』けいこ場取材会に登場。「真ん中の人だけが目立つというのがすごく嫌い」「役名がない子も最強に光り輝くのが最高の舞台」など役者論を展開した。

【写真】けいこをおこなう柚希礼音

 同ミュージカルは、ブロードウェイの新進気鋭ソングライティング・コンビと日本のクリエイティブチームが、新作ロックミュージカルを共作し、世界に先駆け上演するプロジェクト。芸歴20周年を迎え主演を務める柚希は、リーダー的存在の役を担当し「宝塚のトップの時代に、リーダーとして悩んだことを思い出された」としみじみ。

 共演者はソニン、実咲凜音、清水くるみ、石田ニコルで、この日はともに取材会に参加。これを見て柚希は「きょうのような取材でこれだけ女性が並ぶことは滅多にない。宝塚以外で」と笑うと、宝塚の後輩にあたる実咲は「私は柚希さんの先輩の役で立場が逆となり、今までは憧れの先輩で見上げる立場でしたが、舞台では肩を組む感じです!」と共演を喜んでいた。

 芸歴20年を迎えて感じることがあるという柚希は「ずっと舞台をやってきて、真ん中の人だけが目立つというのがすごく嫌い。役名がない子も最強に光り輝くのが、最高の舞台と思ってやってきた」と持論を展開し「本番までには、どの人もキラキラしていて、どの人を見ていいのかわからないくらい私たちはエネルギーを持ってやりたいです」と本番へ意気込んだ。

 東京公演はTBS赤坂ACTシアターで9月25日から10月9日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで10月25日から27日まで上演される。