シンガーソングライターで俳優の星野源が23日、都内で行われた主演映画『引っ越し大名!』公開直前イベントに出席。同作で共演している、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹の役者としての魅力を力説した。

【写真】星野源のリクエストに応えて”忍法メガネ残し”を披露するずん・飯尾和樹

 この日のイベントは、飯尾とキャイ~ンのウド鈴木が観客の悩み相談に乗っているところに、星野がサプライズゲストとして登場した。星野とは初対面だというウドは、話題となった“恋ダンス”を大胆にアレンジしたダンスを披露して「僕は会いたくて、会いたくて、思いが詰まって」と思いを告白。飯尾も「(イベント前に)シミュレーションをしてみたりして『じゃあ、オレが星野源くんをやるから、一緒にやってみよう』ってやったりしていたんですよ」と笑顔で打ち明けた。

 イベントの最後には、星野が「きょうは来ていただいてありがとうございます。本当にうれしいです。6年ぶりくらいの主演映画ですが、共演のみなさんもすばらしい役者さんで、ご一緒したい人ばかりでした。撮影もけっこう長い時間だったのですが、休憩時間にずっと話して、楽しく笑い合いながら作りました」としみじみ。「ちゃんと、現代の日本に生きる人たちにもしっかり、悩みとか頑張りとかが伝わるような、時空を超えて共鳴するものになっていると思います」と言葉に力を込めた。

 飯尾の役者としての魅力にも触れ「関根勤さんの映画(2015年公開の『騒音』)に飯尾さんが出られていた時に、関根さんと対談をさせていただいたのですが『飯尾さんにもっと役者として活躍してほしいです』と(伝えた)。その飯尾さんが、この間に『アンナチュラル』とかにも出られていて『飯尾さん、出ているな』と思っていたので、今回ご一緒できてうれしい」と絶賛。イベント冒頭に飯尾がギャグを披露していたことから「僕ちょっと、その時見られなかったので」とリクエストすると、飯尾が「忍法メガネ残し」で応え、星野も大笑いで眺めていた。

 物語は、生涯に7回もの国替えを命じられ“引っ越し大名”のあだ名がつけられた松平直矩(及川光博)がモデル。星野演じる姫路藩書庫番の片桐春之介は、書庫にこもりきりの引きこもり侍。あるとき、直矩は豊後(大分県)の日田に国替えを命じられる。“本ばかり読んでいるから引っ越しの知識があるだろう”と引っ越し奉行に任じられた春之介。幼なじみで武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭(高畑充希)の助けを借りながら、1万人の引っ越しを担う。

 同作は、30日より公開。