反社会的勢カの宴会に出席して金銭を受け取るなどした、いわゆる「闇営業」問題で、謹慎処分を受け、19日をもって処分が解除された。お笑いコンビ・レイザーラモンのレイザーラモンHGは24日、ルミネtheよしもとの公演に出演。これで処分を受けた11人が全員劇場復帰を果たした。

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 観客の温かい拍手の中、レイザーラモンの2人は登場。HGは「2ヶ月ぶりの仕事復帰となります。最初にお時間をいただいてお話させていただきます」とあいさつ。「詐欺被害に合われた皆様、ご家族、ご友人の皆様、不快な思いをさせてしまい、大変、申し訳ございませんでした。関係者の皆様、世話になっている芸人、そしてファンの皆様に多大なる迷惑とご心配をおかけし、大変、すみませんでした」と何度も頭を下げて謝罪した。「これで許されるとは思っていません。これから一つひとつの舞台、仕事を一生懸命に頑張ることで少しずつ信頼を取り戻せたら。皆様、叱咤激励、どうぞよろしくお願いします」と口にした。

 ただ、相方のレイザーラモンRGは納得できないそう。「僕への謝罪が足りません。あなたのせいで、どれだけ迷惑を被ったか」と怒り心頭。ルミネtheよしもとでの劇場出番を終えると、出入り口にはワイドショーが待っており、毎日のようにコメント大喜利をしていたそう。「毎回、ボケを考えるのが大変だった」と強い口調で語ると「天龍さんのものまねをしたらスルーされて『声がこんな状態でも応えてくれました』と言われた。灼熱の中で待ってた人に『暑かったでしょ』とお茶を差し出したら、ホットだったというくだりはカットされたんですよ。あなたのサングラスで『フォー!』ってやったのもオールカット。毎日、恥かいた!」と笑いの知識が不足したまま、雑な番組作りをしたワイドショーへの怒りを責任転嫁し、HGを責めまくり、笑わせた。

 そして、いざ漫才へ。モデルに憧れるという設定のネタで、冒頭でHGが「モデルをやってみたい」と一言目を言うと、RGは「ホントに反省してます?」とツッコミと入れて笑わせた。ファッションショーのBGMとして渡辺美里の「My Revolution」を歌った際にRGは「生まれ変わるんだろ。わかり始めたんだろMy Revolutionが」と歌詞を交えながらイジった。さらにHGが相変わらずムキムキなボディを披露した場面でRGは「反省してる? パンプアップしてるやんけ」と疑問を投げかけ、HGは「反省でガリガリにやせ細った」と抗議した。また、クールポコ。のパロディをやる際に、RGは「会社に黙って営業に行ったヤツがいたんですよ~」と前振りし、HGは「な~に~、やっちまったな! 男は黙って吉本の舞台で漫才」とネタにし、観客を大爆笑させていた。

 吉本興業は9日に謹慎処分となっている11人の芸人について、8月19日をもって謹慎処分を解き、復帰することを正式に発表。「11名は謹慎処分以降、それぞれが今回の件を重大な問題として捉え猛省し、7月末からは、自らの意思により社会貢献活動を行ってまいりました」とし「11名は活動再開後も被害防止の為の啓蒙活動等の社会貢献活動を行っていく所存です」と伝えていた。

 8日には一連の騒動を受けて設置した『経営アドバイザリー委員会』の第1回会合を行い、マネジメントやスケジュール管理、ギャラ交渉などをタレントが自ら行う「専属エージェント契約」を導入することも発表している。

 19日にくまだまさし、スリムクラブ、2700、ムーディ勝山、ストロベビーのディエゴが、20日にガリットチュウの福島善成が、22日に天津の木村卓寛が、きょう24日にもザ・パンチのパンチ浜崎が劇場復帰をしている。